今日お昼前後の1時間半、地元崎津で街頭宣伝をしました。
今週崎津の各区では臨時総会が開かれています。
ボートピアの進出に同意するか否か、
ボートサービスというボートピアを出したい会社と、米子市の職員が説明に入っています。
どうしても地元の人たちに呼びかけたい、と言ったら、
岡村英治市議が手伝って下さいました。
ここに街頭宣伝の原稿を載せます。
崎津のみなさん、こんにちは。日本共産党です。私は地元の市会議員の石橋佳枝です。今各区で臨時総会が次々と開かれています、ボートピア、場外舟券売り場についてお話します。
10年前に誘致された馬券場の隣に、今度は場外舟券売り場が進出するという話です。JRA馬券場は土日だけですが、ボートピアは年間350日、正月をのぞくと毎月1日程度の休みで、ほぼ毎日の開催です。通常は朝8時から夕方5時まで、ナイトレースがある時は、夜8時、9時まで開いています。
一日1千万円、年間35億の売上が見込まれており、少なく見積もってもその2、3割、10億円以上のお金が、一日なら2,300万円のお金が米子周辺からボートピアに吸い上げられる訳です。4億円で土地が買い上げられても、固定資産税が入っても、売上の1%が米子市に入っても、米子周辺からボートピアに集められ、つぎ込まれるお金はそれをはるかに超えます。苦しい家計の中からもぎ取られ、ボートピアに消えます。長い不況に大きく落ち込んでいる米子の経済に大きな打撃を与えます。
10年前に馬券場が出来てから馬券を知り、毎週のように馬券場に足を運ぶ人があります。松江のボートピアには、たくさんの若者が来ていましたが、馬券にハマっている若者もいます。友人の息子さん、真面目な若者です。この息子さんが給料から生活費を親に渡したあとの大半を馬券につぎ込んでいるらしいのです。ほぼ毎週友人に誘われ馬券場に行く。いいこととは思ってないが止められない様子が心配でたまらない、だからボートピアまで来てほしくないと友人はいいます。ギャンブルは嗜癖という病気だと心療内科の医師は言っておられます。必ず重病になる人がでます。
米子市のこれからを考えると、住んで良かったと言える町、誇れる町であってほしい、米子で育ち暮らす若者・子どもにとって良い環境を、と願う時、「ギャンブルのまち米子」では困ります。
今負債を軽くしたいからと、馬券場の影響も検証することなく、市が市民の財産である崎津のあの土地をギャンブル場に売ることに、私そして日本共産党は反対です。崎津工業団地の借金は、米子市が国と県のいうなりに進め失敗した政策の結果です。そのツケをまた市民に押し付けることを、私たち崎津の住民を矢面に立たせ無茶な選択をさせることを止めてほしいのです。
馬券場誘致の際には大きく反対運動が広がり、2万を超える署名がひと月の間に集められました。今度のボートピアもまた、米子市と周辺町村の大きな影響のある問題です。米子市には、全市民に説明し意見を聞くよう、近隣の町村にも意見を聞くよう求めます。
ボートピア進出を中止させるために、ご一緒に頑張りましょう。
午後は中海を囲む5市町村で構成する中海会議の、
「中海の水質及び流動会議」第1回が開かれたので傍聴しました。
米子市の環境課からは、森山堤防開削後の流量の調査結果が出ていないので、それを出してほしいと要望が出されました。これは「美しい中海を守る住民会議」からも、鳥取県に求めていることです。
COD、全リン、全窒素などの値がこの5年間に大きな変動が見られないという報告結果から、安来市や東出雲町から、どうやったら水質改善を達成出来るのか、という疑問が出されました。
「今回は報告だけの会のようになりましたが、次回問題点など事前に出しあうなど、スタートは遅れたが、歩みの速い会にしましょう」と、司会の鳥取県水・大気環境課長さんの締めくくりでした。