革新懇と自治会臨時総会

今日は革新懇中四国交流会。2010_0919_114021-PAP_0535

中国四国から200人を超える人々が皆生に集まりました。

広範な人々と大きな連帯をつくり、平和と民主主義、革新の日本をつくろうという、壮大な運動です。現実を前に推し進めるために、各地で取り組まれていることが、「革新懇そこが知りたい」と題して交歓されました。

 

そして夜は地元崎津5区の臨時総会。

ボートピアを誘致したいという市と、進出するボートサービスという会社の説明が第一部。

そして引き続き、ボートピア誘致に賛成反対を決める総会となりました。

あまり意見が出ないなかで、私は反対意見を次のように述べました。

①ギャンブルは嗜癖という病気、市の借金が軽くなるからと、ギャンブル場を誘致すること、ギャンブルの街となることは、子どもの育つ環境として若者が生活をつくっていく環境として良くないから反対。

②半径10キロの圏内からの、この米子の周辺部からの集客で年間35億の売上が見込まれていることは、それだけのお金がボートピアにつぎ込まれるということ。米子市に3Hが4億円で売れてお金が入っても、固定資産税が入っても、1%が米子市に還元されても、それは市民が35億円つぎ込んだ分の、ほんの一部が返って来るにすぎない。不況で大変な経済に大きな打撃となる。

③崎津は一番大変で一番迷惑だが、影響は米子全市と境港、安来、松江など周辺の町にも及ぶ。崎津以外の米子市民の意見も聞くべき。

地元のもう一人の議員、吉岡知己議員は、「5区の出した結論に従うが、自分は賛成」と、

①流通団地の負債で危うく財政破たんしそうな米子市財政、崎津(がいなタウン)もそうなりかねない。早く売却したい。

②その売却した金と米子に入る金は、別のことに使った方がいい。例えばいつも石橋さんが言っている、中学校終わるまでの子どもの医療費の無料化など、自分も交渉してきたが、それなどに使いたい。

*上記の部分に、吉岡知己議員からクレームがつきました。「自分も交渉してきたが」ではなく、「自分のグループ=昨年度吉岡氏の所属の新風という会派も交渉してきたが」と言ったということです。訂正しておきます

でもね、大人げないから、あの場ではあえて言わなかったけれど、

借金の35億が全て消えるわけではない、吉岡さんが言った利息分8億の半分4億しか借金は減らない。まだ売れない土地が半分残る。

そして、中学校終わるまでの子どもの医療費無料化は、私たち日本共産党や婦人団体がねばり強く運動し、一般質問でも繰り返し求めてきたことです。そして、鳥取県は今年の初めに実施したい意向を示し、各市町村と交渉、もっとも腰の重かった米子市も重い腰をあげて、実施に向けて動き出していることなのです。7月議会でも松本松子議員が質問し、その時点でほぼ決まっており、すでに動き出してることなのです。

拍手による採決では賛成に拍手多数、反対は私だけ。

なんという自治会なんだろう、と呆れながら、

馬券場の時に「石橋さんのように言えたらいいんだけど・・・」と涙ぐんだ人があったように、

私のいったこと受け止めてくれた人もあったに違いないと、

案外清々しい気持ちで帰りました。

しかし広い人々と連携し、地域から政治を変える、住民主人公の政治に変える革新懇運動が、やはり大切だと、またしみじみ感じました。

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