公会堂存廃について

標記のタイトルの<出前会議>が、米子市議会の会派「よなご会議」主催で開かれ、         2010_1120_103510-CA390750

わが会派の岡村英治議員と私も参加しました。

啓成公民館に集まったのは、30人の市民(錦織陽子県議も)と11人の米子市議。

公会堂の存続を求める市民会議から、山本世話人が、

公会堂を残してほしい理由を、利用団体の立場から、

「公会堂だけではもうやっていけない、と文化ホールが造られた。ふたつあって続けられた活動。      

公会堂と文化ホールを、利用団体は、話合いやくじ引きで都合つけあって使い活動してきた。」

「生の声、生の音は、コンベンションでは床や壁に吸収されて響かない。公会堂がなくなると、

大きな管弦楽団のコンサートなど、呼べなくなる。」などと、語った。

また建築家の立場から八田氏が、

「米子にはすばらしい建築が少ない。公会堂がなくなると、20世紀の米子の建築の歴史が抜けてしまう。」

「公会堂の周りの空間が活かされていない。もっと活用を考えて人が集まるようにしたらいい。」という提案も。

そして、市議の一人が、自分は本当は公会堂を残したい方ですが、と前置きしながら、

氏のアンケート結果に見られる、廃止を選んだ人の理由を紹介し、

多くは財政的に大変になるなら存続しなくていいという意見だとまとめた。

会場からは、耐震診断結果についての疑問が出て、建築士の来間氏が、

「耐震診断は日本建築防災協会という権威ある団体のされたことで、この結果は間違いとは言えない。

しかし、この手法は学校や庁舎、公共施設の耐震診断を急いで出すためのもので、

ある程度簡略法、概略法といえる。」

「平成17年に、ホールなどの変形複雑な構造の建物には、もっと高度の検討をすべきというい声があげられ、今はその流れになってきている。」と専門家ならではの説明をされた。

私は、9月補正予算に私たちが付帯決議をつけたことで、

図書館・美術館の関係者から、図書館美術館の改修などの含まれる中心市街地活性化事業が凍結されたら、事業の認定が取り消されたらと、不安の声の上がっていることでは、

5人の市議で国にいって良く聞いてきたこと、

ちゃんと協議し変更申請したりすれば、そんな心配はひとつもないと国がいっていることを紹介した。

人数はぎっしりとはいかないが、思いのこもった発言がつづき、

力を合わせて公会堂を残さいや、という気持ちで閉会した。

★写真はいつの間にか裸木になっていた、わが家のモクノキ。

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