センセーショナルなタイトルで、ごめんなさい。
でも今、不安定な雇用や失業、事業不振による収入激減などにより、
保険が切れたままの無保険や、国民健康保険の滞納による資格証、
保険料納入まで短期保険証が世帯に渡されない保険証の「留め置き」など、
手元に保険証がないことによる受診抑制が進んでいます。
08年NHKが放送した特集番組「セーフティネットクライシス」で、
約1000の救急病院のアンケート回答によると、
保険証がないことによる「手遅れ死」とはっきり認められるものが、
06、07年の2年間で475名あった、という驚きの報道がありました。
そして米子でも、昨年10月手遅れにより56歳の男性がなくなりました。
苦しくても、保険料を払って短期証を貰ってから行く、と言っていたその人。
死までも覚悟していたような言動があったそうです。
23年前に無保険でひとりの女性が亡くなっています。その後も手遅れ死をなくすことが出来ず四半世紀、
21世紀の憲法25条がある日本で、こんなことが続いてはならないと、
寒さが身に沁みる昨日の夕方でした。
8日、市議会一般質問の3日目の4番目、私はこの「手遅れ死」と資格証を問います。