上記タイトルで署名運動を始めます。
米子市国民健康保険運営審議会は、2月3日、
23年度より国保料率を10%引き上げるという答申を米子市長に提出しました。
これを受け米子市は引き上げの条例案を3月議会に上程する予定です。
米子の国保加入世帯は22,000、その1/4の5500世帯に滞納があります。
年金生活者、失業者、不安定雇用の労働者、中小零細企業、農業など、
収入の少ない加入者に、国が国庫負担を引き下げた結果、高い料率がかぶさっています。
今度の引き上げは、所得割、人等割、平等割を引き上げるもので、
結果として実質11%以上の引き上げになる世帯もあります。
加入世帯の半分は年収200万円以下で、
税金や国保料を払えば生活保護基準を下回る生計費となります。
そこから医療費や家賃を払う訳ですが、
生活保護であれば医療費はかからず、家賃もいりません。
滞納が進み、医療から切り捨てられる人を増やします。
国保はすべての人に医療を保障する社会保障です。
その国保が人の命と健康を奪う制度となってはなりません。
署名や国保を考える運動に力を集中します。
★国保問題は、このblogの前項、志位和夫委員長の国会質問もご覧下さい。