「君が代」起立強制条例を3日夜に強行可決した大阪府議会は、
続けて「府議会定数削減条例」を強行成立させました。
まともな審議もせずに数で押し切るそのやり方は、きわめて非民主的です。
恥じることもなくやってのけるのが、恥ずかしい。
日本の人権意識はこうまで薄いのかと。同時代に生きている者として。
「大阪のこと」ではすみません。
先生の思想・良心の自由がない学校で、どうして自分の頭と心で考える子どもが育つでしょう。
私は昨年地域の小・中学校の卒業式、入学式に招かれ、
「君が代」斉唱で座ったところ、今年はお招きがありませんでした。
卒業式をかき乱すつもりはないのです。
「失礼ではないですか」とご忠告を下さった方もありました。
しかし天皇を讃え、主権在民と相いれない「君が代」を、
「天皇の赤子として天皇のために死ぬ」という思想を教えた「君が代」を、
私の国歌とは考えられない。強制されるのは困ります。
子どもたちには自分で考え選ぶ力を育ててほしい。
対岸の火事などではありません。
その解釈が誤っているとは、まったく頭に浮かばないのですね。
古典文法的には、「天皇の赤子として天皇のために死ぬ」という思想を教えた「君が代」なんて、ナンセンスもいいとこです。
「君が代」が日本国歌に相応しくないなら、国旗国歌法を改正すればよいんじゃないですか?
制定、10年以上を経て、何で一度も改正動議が出ないんですか?
それでは「君が代」にはどんな解釈があると、どう解釈するのが「正しい」のだと言われるのでしょうか。
改正動議ですか、調べてみましょう。