今日12日美しい中海を守る住民会議は、米子市に、
「一日も早くきれいな中海を取り戻すために」という要望書を持って、
つぎの3点について申し入れた。
①「中海会議」設置の経過を踏まえ、モニタリングの位置付けについて、「中海会議」の場で明確に主張して下さい。
②堤防開削効果についてのモニタリング調査を急がせるとともに、現在までの調査の中間報告を行うように求めて下さい。
③一貫して森山・大海崎堤防の開削を求めてきた米子市として、中海に反時計まわりの流れを取り戻すために、国や県に対してもっと積極的に働きかけてください。
これは昨年末の県交渉の際に、森山堤一部開削のモニタリングについて、
「モニタリングは堤防開削のためではない」という県環境部長の発言があり、
県の認識がずれてきている、もっと足繁く話合いにこなければ駄目だ、
米子市にも話にいこう、というところからの交渉です。
住民会議は門脇代表ほか7名。
米子市側は角副市長、企画課長、環境政策課長ほか5名が応対されました。
住民会議の危惧「県は前片山知事の時の話を継承していないのではないか。モニタリングの結果によっては、大海崎堤の開削、森山堤のさらなる開削を含め、必要な新たな水質改善策を検討する、という島根・鳥取両県知事の了解事項を引き継いでないのではないか。」という問いに、
角副市長は、
「県に前片山知事の考えを引き継いでないような動きがあった。(水質改善などの検討のために)中海会議は米子市が強くつくるべきといったが、国・県の対応を見ていると印象は(つくったのは)大橋川拡幅のアリバイづくり」「議会でも両堤防開削を求めるという議決があった、議会とともにこの立場で意見を出していく。」と述べられた。
この要望書に対し文書での回答が約束された。