いっせい宣伝デー

13日は中国ブロックのいっせい宣伝デー。                                       2010_1231_130340-CA390786

今年予想される総選挙の躍進を期して、

久しぶりに街頭宣伝に立ちました。

民主党野田内閣のすすめようとしている消費税大増税について、

地元、葭津、大篠津、和田で計6回。雨激しくなって大崎は取りやめ。

以下が街頭から訴えた内容です。     

 こんにちは、日本共産党です。私は地元の市会議員石橋よしえでございます。本日はこの場所をお借りしまして、しばらくの間「消費税大増税」について話させて頂きます。よろしくお願いします。

 2012年4月に消費税を8%に引き上げる、2015年10月には10%に、これが民主党野田内閣が決めた消費税大増税のスケジュールです。それだけで年間13兆円負担がふえます。年収400万円の4人世帯であれば、年間12万5千円も負担がふえます。これと一体に社会保障を改悪しさらに負担がふえる、それが今計画されている消費税大増税計画です。

 これには三つの問題があります。第一は、無駄遣いを続けたままの大増税であるということです。民主党がマニフェストにも「中止する」と明記した群馬県・八ツ場ダムの建設再開、今「原発は危険だ」というのが国民の声であるのに原発推進に4200億円、そして政党助成金320億円には手つかず。新たに大企業・大資産家への減税策が1.7兆円。

12年度予算は無駄遣いのオンパレードです。

 二つ目の問題は、社会保障切り捨てとの「一体改革」であることです。12年度から年金支給額を2.5%削減し、さらに支給開始を68歳から70歳に繰り延べる、医療の窓口負担を増やす事も計画しています。介護保険も保険料を引き上げ、サービスは切り下げます。

 三つめの問題は、増税で日本の景気をどん底に突き落とすということです。消費税を5%に引き上げた1997年は総額9兆円の負担増で景気はペチャンコになりました。今回消費税だけで13兆円、年金支給額引き下げなどで16兆円の負担増です。その打撃はすさまじい。経済も暮らしも底が抜けて、結局税収も上がらず、財政再建もままなりません。

 しかし、みなさんは、昨年の東日本大震災の復興も進まない中、増税やむなしではないか、財源はどうするんだ、とお考えかもしれません。財源については日本共産党の考えは、まず①番目、先に述べた無駄遣いを一掃する、②番目には増税するならまず、沢山お金を儲け、お金を払う能力をもっている大企業や大資本家に払ってもらうこと、③番目は、社会保障をおおもとから良くするために、国民全体で支えるというのなら、「負担能力に応じた負担」という累進課税を徹底して賄うことです。そうすれば財源は生み出せます。

 消費税は食料・日要品にも係る所得の低い人ほど負担の重い酷い税制です。この消費税率を上げることを、大企業や経済界はなぜ要求するのでしょうか。大企業は製品の価格に消費税を上乗せするので一つも負担になりません。それどころか輸出をしている大企業は、輸出分は国内消費税の対象にならないからと、返金して貰える仕組みです。それだからこそ税率が上がれば上がるほど大企業にはありがたい訳です。

 皆さん消費税大増税に反対の声、ご一緒に挙げて行きましょう。

 今年は総選挙の予想される年です。日本共産党は1%の大企業や大資本家のための政治ではなく、99%の国民の暮らし中心の政治となるよう力を尽くします。日本共産党への大きなご支援をお願いしまして、この場での訴えを終わらせて頂きます。ご静聴・ご協力ありがとうございました。

雨降り模様で寒い中、家から出てはこられませんでしたが、往きあった方の中には軽い会釈をして下さる方もありました。

★写真ー去年はまだ雪の中だった。                                                        

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