明日から国民平和大行進が西部地区に入ります。
毎年この時期は、核兵器廃絶を願いヒロシマへ向かっての全国11コースの行進が取り組まれます。
鳥取県を通るのは、日本海富山コース。富山から広島まで。
今月9日に兵庫県から引き継がれ、20日島根県へと渡します。
夫は、この4年間県内をほぼ通しで歩こうとしています。
東部から中部に入って、しばらくぶりに昨夜から家に帰って来るようになりました。
まっ黒 。ガングロ親父です。
土産は、洗濯物と組合旗の繕い。あっちこっち裂けてる赤い組合旗。
「教え子を再び戦場に送るな」と白く染めぬいてある。
「ワシが縫うけん。いつもやっとる。」というのを見てみたら、
綺麗ではないが、丁寧な針目で、丹念に繕われてる。
何ステッチか、無手勝流だろうが、大事に大事にしてる仕事。
繕っても次々裂けてくるのを、広げまいとしてる。
「かなわんな。」と思いつつ、「私だって上手いだで。」(ホントだよ。針仕事意外と好き。)
教員生活の大半を、毎年平和行進の支え手として頑張った夫です。
大きな年期の入った旗への思い、
この運動を高校職場の後輩へしっかり手渡したいのです。
でも、もう保たないな、この布は。風雨にさらされて、もう自然に帰りたがってる。
ご苦労様とそろっと縫いました。
私も19日の午後、お決まりにしてる米子駅~境港駅のコースを半日歩きます。
●鳥取市千代川を渡る「教え子を再び戦場に送るな」の赤い旗。(持ち手が夫です。富山コース通し行進者の栖原秀夫さんのblogから頂いてきました。栖原さんありがとう。
ヒロシマへ梅雨空祓う旗の行進
ヒロシマへ梅雨空祓い夫の行進
旗高く掲げ梅雨空行進す(よし枝)