昨日から「市民福祉常任委員会」の視察です。
富士宮市では、地域包括支援センターから、
予防給付のケアプランの部分を切り離し、
介護家族や地域の総合的な相談に応じるセンターとして機能させておられます。
介護の相談が民生委員さんからあり、その家庭に伺うと、
介護者がうつ症状になっておられたり、
障害のある息子さんが近所の人に知られることもなく篭っておられる、
そんな実態から、福祉の部署の横断的な相談が必要なケースが多々ある、
生活困窮から生活保護の判断もある、ということで、
相談件数が千台から、1万何千もに増えています。
ここでは特養も増やし続けている、大型特養が街中に必要で建設の見通しとのことです。
いわく、「いくら相談に応じる体制があっても、家族のない、また高齢者だけの生活は、
地域では支え切れない」と。
昨日も富士は見えず、静岡県あたりはどんよりです。
今日は埼玉県和光市に移動し、やはり「地域包括ケア」の視察です。
★写真は雲上の富士