とうとう死者が8名、行方不明が9名となった
山口県防府市の豪雨の被害。
防府市は財政難を理由に、この10年ハザードマップを作成していなかったという。
しかし市だけの責任でもない。
内閣府の「防災白書」(2009年版)によれば、
この近年局地的豪雨、集中豪雨が増発しており、
災害危険度が増大していると警鐘を鳴らしている。しかし、
災害予防・国土保全の予算は大き減らされてきた。
「防災白書」によれば、2002年度に1兆2030億円だった「災害予防」費は、
今年度予算で2998億円。1兆9817億円だった「国土保全」費も、
1兆1108億円にまで落ち込んだ。
集中豪雨の危険増加をつかんでいながら、
防災対策予算を減らし続けた自公政権。(この情報赤旗22日版より引用)
あーあ、これも人災、政治災害かと、胸が冷たくなる。
人のいのちを何だと思っているんだ。
こんな政治にきっぱ別れを告げよう。
なお、山口市内の浄水場が冠水し、32,000世帯に及ぶ断水が想定されることより、
米子市から給水タンク車1台、職員2名を派遣した、今後現地の状況をみつつ、
2班、3班の応援を派遣すると、今夜FAXが入った。
皆既日蝕・・・偉大な宇宙のショウもどこへやら、
今夜も不安と心配を抱えた人がいるのですね。
●これは長崎、水辺はいつもは、憩える場所となることが多いのですが。