冷たい雨が降る昨日の夕方、
「仕事がなく、家も失い、車に数日、とうとうお金もガソリンもなくなった」という
SOSの電話が生活相談所に飛び込んできました。
とりあえず昨日は身を寄せるところをお世話し、
今日は生活保護の申請を出しました。
昨夜、眠れた?お風呂入った?と聞くと、
「温かい部屋の布団に包まってほっとして、すぐに寝てしまった。だからお風呂入らなかった。」と、
その人はうっすら苦笑いで。
自営業が駄目になって、仕事も探しても雇ってもらえなかったそうです。
大型公共事業をいくら増やしても、お金の量を増やしても、
潤うのは大企業と大金持ちだけ。
賃下げ続きだったり、不安定な雇用の労働者の賃金を引き上げ、
小さな業者さんの懐が温まるような政策をしない限り、
これからもっとこんな人が増えるのではないでしょうか。
安倍内閣の経済対策では、私たちの暮らしは良くなりません。
突然の生活相談に飛び出していった石橋議員の姿、「国民に寄り添い、苦難軽減に力を尽くす」、まさに共産党の体現でしたね。
私が先輩議員の姿に感動した、議員を志す原点でもあります。しかし、まだ繋がりのないところで、たくさんの人々が困難を抱えておられるであろうと、冷たい雨の中で思いました。