人類史上初めて原爆が投下されてより64年目を迎えた6日、
原爆症認定をめぐる集団訴訟の全面解決に向け、
基本方針を示した確認書が、
日本原水爆被害者団体協議会と政府の間で合意、署名されました。
長年の被爆者の闘いがやっと実ったのですが、、
この間に全国17訴訟の原告306人のうち68人が、
高齢と症状の悪化でなくなっています。
広島では平和祈念式典が行われ、
秋葉広島市長は「平和宣言」でオバマ米大統領の演説にふれ、
「それに応えて私たちは活動する責任がある」と述べました。
宣言の最後には英語のスピーチが添えられ、「Yes,we can」で締めくくられました。
私は、先日ご紹介した原爆詩の朗読コンサートにでかけました。
今年は「火曜の会」がボランティア活動の一環としてされている、
<平和学習>が中心におかれ、会員さんのお孫さんたちも朗読に参加、
小学生の観客も多数参加でした。
★写真は長崎で被爆された一家の、その直前のもの。ただ一人生き残った長女ちずこさん(ちいちゃん、写真右端、当時女学生)の手記をもとにした物語が朗読されました。
核兵器のない平和な世界をつくる大きな波が世界中でおきている今、
それに応えるように、さらにその活動を積み上げている人たちがあります。