子宮頸がんのHPV検査の研究を米子市で実施したいと、
市に鳥大医学部付属病院がんセンタよりー申し入れがありました。
HPV検査はがん化する恐れの高い10数種のHPVウィルスの感染について検査するもので、
これまでの細胞診より、より早くより正確にがん化のリスクを発見できます。
米子市は昨年の国の決定により既に3月議会でHPV検査を25年度予算に計上していました。
しかし政権交代後の修正により、国の事業としては前市町村実施ではなく
10%程度の市町村が対象となり、未だに選考方法や選定時期も明らかではありません。
国が30歳、35歳、40歳の女性対象としていることに対し
医学部は20歳から49歳までの全ての女性が対象です。
米子市の負担も676万円から300万円と軽減し、向こう5年間の検査期間の保障もあります。
ということで、国の事業に応募することを止め、医学部の申し入れを受け入れることになりました。
検査は綿棒のようなもので組織をとる簡便で受ける人の負担にならないものです。
沢山の女性が受診されることを願います。
(今日開催された市民福祉常任委員会に報告があり質疑しました。)
子宮頸がんワクチンの実施(中学生対象)と合わせて、大いに啓発すべきです。