十薬―どくだみの花

十薬という名もある薬効のある花、どくだみの季節です。

今朝、日刊紙の配達の途中で、綺麗にさいているのを写しました。

かつて生家の門先の狭庭にも、八つ手の木の下に咲いていました。

今は生家は既になく、米子には親・姉妹もいなくなりました。

匂いが独特で、白い地味な花ですから、

子ども時代は格別好きではありませんでした。

今はその楚々とした花と濃い緑のハート型の葉が好もしい。

ところで、確かわが家にも、と探してみたら、

ありました。よく繁った木蓮や野茨の下に、雑草にめげず。                 

 

十薬の庭も生家も雨の中  よし枝

 

 

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