9月議会が閉会しました

日本共産党米子市議会議員団は議会最終日、ふたりが討論に立ちました。

岡村英治議員が、25年度一般会計補正予算(補正第4回)に、マイナンバー制度の準備の予算を含むということで、

また「年金2・5%削減中止を求める陳情」、「消費税増税の凍結を求める陳情書」の採択を求めて討論。

また、私が下の三つの意見書の提出について、否決を求めて討論しました。

①「地方税財源の充実確保を求める意見書」(全国市議会議長会からの依頼)

権限委譲といいながら地方交付税は削減している現状。

責任と支出と仕事量が増える地方自治体は大変なので、交付税の増額は必要ですが、

財源を地方消費税の「充実」や法人住民税の均等割りの税率引き上げに求める                                     と、中小企業や市民の暮らし困窮に繋がるので反対。                                               

②「建築物の耐震化の促進に関する意見書」(全国温泉所在都市議会議長協議会からの依頼)

床面積5000㎡を超える不特定多数が利用する建築物の、

(ホテル、旅館、学校、病院などと緊急輸送や避難路沿道の建物)

耐震化を平成27年度末までと期限を切って進める法律が成立したことを受け、

耐震化の延伸と診断結果の猶予を求めるもので、安全第一の観点から賛成出来ません。

③「若い世代が安心して就労出来る環境等の整備を求める意見書」(公明党の提案)

就労環境の整備は急務ですが、この意見書にある限定正社員など多元的な働き方というのは、

正社員を形骸化し、企業の使い勝手のいい働かせ方となり、

労働者の側に立つ若い世代の安心して働ける環境の整備には反するもので反対しました。

討論した一般会計補正予算と意見書は共産党のみの反対で可決され、

陳情2件も賛成少数で不採択となりました。

「自分の首を絞める大きな手が見えんのかな」と、いつも思うことですが、つい口に出ます。

その手にぶら下がって締める力に加勢していることに気付いてほしい。

★閉会後は集金を一回りした後、よい天気に誘われて伯太町の母里(安来市はくた町もり)までひとっ走り。

お醤油買いに行ったのですが、秋の風景に疲れを癒されました。

母里は古い街並みがたっぷり残っていて素敵です。

 

 

 

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