「ほんとのこと?」

書店に立ち寄って、ふっとこの本が目にはいりました。

著者はよく存じあげている方です。

もと高校教師で、版画家。

早めに退職して版画家の道に専念しておられましたが、

以前から書かれる文章も面白く、ずっと構想を練っておられた(?)、

「大根島殺人事件」の世にでるのを待っていました。

殺人事件ではない、何気ない日常の一こまが書かれて、「雑文集」だとのこと。

生田さんらしいものの見方、風刺があり、

もと国語の先生らしい、言葉づかいへのこだわりなどあり、

頷いたり、くすくす笑ったりして読んでいます。

お勧めです。

著者・生田眞(いくたまこと)、伯耆町在住。今井出版・刊

★ところどころに、自作の版画作品などが入っています。これも嬉しい。

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