全国地域包括ケア研究会in鳥取米子

2014_0907_102539-IMG_3616全国集会が米子コンベンションセンターで開催され、午前中聴きに行きました。

北海道鷹栖(たかす)町と大分県国東(くにさき)市の小規模多機能施設の話がとても面白く、参考になりました。

住民の中へ入り住民の要求に基づいて住民と一緒の施設づくりをして、住民はボランティアではなく地域をつくる仲間だという、その施設の朝市や居酒屋が町のコミュにティの中心となり、新しいその町の魅力となって、Iターンの若者や大学生も参加しています。

施設を開設するまでに、2年、3年と準備し、何度もその地域を一軒一軒歩き、要求を聴き、その中から一緒に施設づくりに取り組む地域の住民をつくっていく、そんな行政と事業者の姿が印象に残りました。町の将来、町づくりの中に介護サービスを位置づけて考える姿です。

しかし、そうでないかと予想はしていましたが、高齢者の年金生活に食い込む高い介護保険料、施設入所の高いハードルとなっている高い利用料、要支援の人まで介護保険サービスから締めだそうという介護保険のあり方には一言も言及なし。この熱心な介護従事者の方々の胸の内聞いてみたいです。

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