陸自大型へりの騒音調査の説明会

2015_0223_215421-IMG_435022日日曜夜、崎津のウィンズ2階ホールで、先日行われた陸上自衛隊の大型ヘリコプターのデモフライト時の騒音測定の結果の説明がありました。崎津・大篠津町・和田町の住民対象です。米子市と中四国防衛局の説明に質問がたくさん出されました。

2015_0131_133254-IMG_4266私は「過去に事故が2度ありその詳細はどうか?(一度は山中に墜落して乗員4人が死亡、一度は海上に不時着乗員無事との答え)人家の密集しているところや学校の上は訓練飛行しないのか、飛行ルートはきまっているのか。」

「(飛び立つ時のルートの真下で一番騒音の厳しい崎津公民館や和田地区福祉センターは90デシベルで、大声の独唱やさわがしい工場内のような音が7,8秒ということで)夜間の訓練はするのか、美保基地ではときどき深夜にエンジン空吹かしのような大音響が響き眠りを妨げられているが。」この二つの質問をし、『これらには、計画が具体化してから、詳しい説明をする』という答え。

意見として「今安倍政権は憲法を変えてまで海外で戦争をしようとしている。そんな時でもあり、災害時の救援のため県と市が要請したと聞いているが、本来の目的は防衛力・機動力の強化、と今日配られたこの資料にも書かれている。賛成できない。」と述べました。

「崎津公民館と並んで小学校、保育園がある。その上を一日何回も(6回程度という説明)90デシベルで跳び上がり通過するのか?」

「今安倍政権は海外で戦争をする国にしようとしている。航続距離は500キロで海外にとんで行ける距離ではないが、海外へ派遣する計画はあるのか。」この答えは、『今現在はないが、この先は不明。海自の輸送艦に搭載して海外に行くことは出来る。』

「過去の例から考えて、何もかも決まってから説明をするんではないのか。住民の声を聞く姿勢があるのか。」「まだ決定ではないのか。配備の取り消しもあるのか。」これには副市長が、『まだ議会でも聞いて頂き、周辺地域振興協議会にもお話する。』

そして騒音については、これまでにC1の低空を飛ぶ衝撃音、タッチアンドゴーや、暖気運転の十数分続く音などに悩まされている地域の住民だけにたくさんの声が上がりました。

今日23日開かれた米子市議会・基地問題等調査特別委員会では、これらの住民の声が紹介され、『小学校や保育園の騒音については検討する。』と市当局の話しだったようです。音だけでなく危険があることが問題で、また危険は広く米子市周辺に及びます。

★写真は先日のデモフライトのコース図、跳び上がる時、着陸の時はこの二つの楕円のルートのどちらかを、風向きなどの条件などによって使うということ。真下に崎津公民館、小学校、保育園はある。そしてデモフライトのときのわが家の上をいく大型へり、CH-47。

 

 

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