島根原発で虚偽の点検記録をつくっていた中国電力に抗議、説明を聞くー米子と境港の革新懇

2015_0723_100242-IMG_5125米子と境港の革新懇

(平和で暮らしよい境港をつくる会、平和・民主・住みよい米子をつくる会)は今月13日、中国電力に、島根原発の放射性廃棄物の処理に関して虚偽の記録(していない点検をしたと4回1年間分虚偽の書類を作成)をしていたことに抗議、点検記録の公開と説明を書面で求めていました。23日口頭で返事を貰いました。2団体から14名が参加しました。
第3者機関で調査を開始しているということですが、それは社内の調査、分析などの数チームに若干の外部有識者・弁護士を加えた内部の機関です。調査の公正さのために、完全な第3者機関の調査を求める参加者に、「(外の機関の調査だと、その指示に)やらされ感が先に立つから内部で。」とか、記者会見と自治体首長への謝罪だけでなく直接住民への謝罪・説明を求める声に、「社長自らが謝罪をしましたから。」とか、相も変わらず問題の重大さを真剣に受け止めない態度には怒りを感じます。
5年前511か所の点検漏れが発覚し、当時の原子力規制委員会から
安全管理のレベルは最低の「1」という評価をされた中電の体質は、福島の原発事故を体験した今も、改善されてはいないということを感じました。

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「島根原発で虚偽の点検記録をつくっていた中国電力に抗議、説明を聞くー米子と境港の革新懇」への2件のフィードバック

  1. 中国電力会社には、同級生が数人います。何と情けない会社ですね。ドイツを見習いなさいと言いたいですね。

  2. 電力会社って信用できないな、とおもうんですが、わけても中電はひどいわ~と嘆いております。嘆いてばかりいる訳にもいかず、事有る度に申し入れをしますが、またがっくりしたり、怒り募らせたり。めげずに廃炉まで闘わねばなりません。

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