18日から始まっている大山子どもほようプロジェクト。空気も水も食べものも安心なところで、のびのび福島の子どもを、線量計を身につけ、つねに放射能を気にせずには暮らせない親子を保養に招くプロジェクト。今年が4年目です。
途中から参加のKさん親子3人を、米子空港にお迎えに行き、大山ハイドパーク(木立の中の広い芝生の広場と小さなコテージ)へ送りました。
槇原駐車場の近く標高400メートルを越える大山のみどりの中、こっそり隠れているようなハイドパーク。
広い芝生の広場も貸切で、思いっきり騒いで遊べます。子どもたちは飽きずに走り回ったり、捕虫網で蒸しを捕まえたり。
Kさんは福島で宿泊施設の仕事を手伝っておられ、客を送りだしてシャワーしたら直ぐに保養に出発してきたんです、と。
原発事故後母子3人で福島県南の実家に避難し、昨年夫さんの転勤でやっと揃って暮らせるようになったと。
今日お話しした、もうひとりのSさん、子ども2人を抱え福島で育てることにもう限界を感じていると。ここでは思いっきり綺麗な空気と水を浴びられることが嬉しいと。
あの原発事故から4年経って、まだまだ悩み深い福島の姿を垣間見ました。
私が山をおりてくる時、薄暗くなったハイドパークで、子どもたちはまだ捕虫網を振りまわしながら遊んでおり、網を振って見送ってくれた。
★写真、上はハイドパークの広場、下は平澤牧場前の芝生です。