「中海会議」の傍聴にー今日も松江に。

2015_1102_155920-IMG_5756中海を囲む市と鳥取県、島根県で、中海の水質や治水を話しあう「中海会議」が開かれました。両県知事、各市の市長、農業水産業、環境などの各課の職員、そして国土交通省、環境省、農水省も参加です。

この中海会議は大橋川の拡幅工事に鳥取県側、米子・境港市が同意するときに、中海の水質・治水にとって大海崎・森山料堤防の開削が必要だ、それなくしては大橋川の拡幅に同意できないと主張してきた米子市などに、水質・治水を検討する場をつくるから、森山堤防を60m開削したその影響のモニタリング調査の結果を見て、さらに対策が必要ならそれも検討する場にするのだから、という約束で始められたものです。

しか両堤防の開削が正面から取り上げられたことは一度もありません。今日の野坂米子市長も、森山堤防60m開削のモニタリングの検討を求められましたが、島根県の職員には森山堤防の開削の影響モニタリングがなぜ重要なのか、なぜ野坂市長が栗返し求めたのかががわからないように感じました。

1年に一度の中海会議の核心に触れない議論、もう5年間も経ってしまったことに怒りながらの傍聴でした。

★写真は会場「ホテル白鳥」からの宍道湖。いいお天気ではありませんでしたが、宍道湖を眺めると気持ちが晴れます。大橋川で繋がった双子の汽水湖、中海・宍道湖を守らなければなりません。

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