島根原発3号機訴訟の第12回口頭弁論の傍聴しました

島根原発3号機の訴訟(国には設置許可の取り消し求め、中国電力には運転差し止めを求めるもの)の第12回口頭弁論の傍聴に、松江地方裁判所に出かけました。
私も428人の原告のひとりです。
今日は傍聴者43人、うち原告が37人だったようです。地元島根鳥取在住が多数ですが、おひとりは「やっと気ました!」と埼玉から来られていました。
今日のやり取りは、主に原告側の準備書面(14)、(15)の内容について=どちらも基準値震動の問題点を述べるもの、だったようですが、国の代理人の女性弁護士の弁論が、早口の下向いて小さな声でもごもごのせいもあり、さっぱりわからないので必死で集中しました。後で原告側弁護士に聞いたところでは(傍聴者から聞こえなかったと意見続出)規則や基準をただ読みあげただけのだったということですが、向き合ってる原告側弁護士にもよく聞き取れなかったといい、何点か確認されていました。
中国電力まだ新基準による再稼働の審査も申請していない今の段階では言うこと何もないと、審議に応じない態度でした。
原告側の今後の主張・立証予定の概要が今日出されましたが、これには、設置許可が下りた時の旧基準と新基準の関係や新基準の問題点、新しく活断層が3Km伸びて25Kmとなったことなど、書かれています。その内容にも今の時点での意見はないと言います。

なかなか進まない訴訟に、「こっちの資金切れを狙っているのではないか」の声。それはどうかとしても、原告側が強く押して行かなければ進まないようです。
裁判ってほんとに解りにくいですね。口頭弁論後のマスコミ関係者の質問も、原告弁護団にいろいろ解説をもとめていました。

★ 写真はお昼に持参のおにぎりを食べた大海崎堤防からみた中海の本庄水域。
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