米軍機飛来は許せない!空自・美保基地に申し入れ

3.27米軍機飛来中止を申し入れ日本共産党鳥取県西部地区委員会で、航空自衛隊美保基地に緊急申し入れをおこないました。今年度内に新型輸送機C-2が3機配備となり、その記念式典が30日に行われます。その式典に米軍機が飛来すると言うのがわかったためです。

C-2は航続距離が長い地球の裏側まで遠征の可能なもの。そして32年度には米軍と共同開発の新型空中給油機も配備の計画があります。もう6,7年前に美保は米軍供用基地とされています。米軍との一体行動が強化され、実戦への最前線の基地となる恐れがあります。

米軍基地の周辺では(人を殺す)戦争の訓練を受けた米兵の犯罪が後を耐えない、自衛官のみなさんがアメリカの戦争に巻き込まれて殺したり殺されたりしてはなりません。米軍機飛来は取りやめにと、私は話しました。

美保基地が米軍を式典に招待したもので、横田基地のフレンドシップディなどに空自が招かれたり、また招いたりはあるとのことでした。

参加は福住ひてゆき衆院鳥取2区予定候補、錦織陽子県議、定岡敏行境港市議、岡村英治米子市議、市議予定候補の又野史朗さんと私。赤旗記者が同席。地元日本海新聞社も遅れて同席されました。

対応は第3輸送航空隊渉外室長の須田芳則3等空佐でした。いつもながらに「基地司令にちゃんとお伝えします。」という返答でした。

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申し入れの文書は次のとおりです。

2017年 3月27日

航空自衛隊美保基地

基地司令 北村 崝二 様

日本共産党鳥取県西部地区委員会

委員長 平井 一隆

申し入れ――米軍機の美保基地飛来は許せません

この度、米軍関係者を乗せた米軍機C-12J連絡機が、C-2輸送機配備記念式典参加のため航空自衛隊美保基地に飛来するとの発表は、驚きを禁じ得ず、到底認めるわけにはいきません。

新型輸送機C-2は、従来のC-1と比べて航続距離や積載量などの性能が格段と強化され、「自衛隊の海外派兵能力が大幅に向上」と評されています。「地元の基地から海外派兵部隊を送り込むことにならないか?」と、多くの住民が不安のまなざしでC-2配備を注視しています。

また、安保法制=戦争法によって、憲法9条を踏み破った自衛隊の海外での武力行使―「海外で戦争する国」づくりを許していいのかが、大きく問われているとき、C-2に続いて大型ヘリCH-47J、新型空中給油機KC-46Aの配備まで計画されています。美保基地が、極東の一大軍事基地にされ、基地機能が大きく変質することに強い疑念を持ちます。

C-2配備式典に参加する米軍関係者を乗せた米軍機が飛来することは、米軍機飛来の既成事実化を図り、日米の軍事一体化と美保基地の海外派兵の拠点基地化に一歩足を踏み出すことにならないか?という住民の不安を増幅させるものであり、断じて許せません。

今月30日に予定されている米軍機C-12J連絡機の美保基地飛来は絶対に許せません。強く申し入れるものです。

以上

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