公立保育所の統廃合ー最初から「民営化ありき」の計画

今日は定例9月米子市議会の一般質問1日目。
日本共産党米子市議団は、
1番岡村英治さん、3番石橋佳枝、5番又野史朗さんと、
初日に3人揃いました。

私は、14園ある米子市立の保育所を、
民間と、あるいは公立同士の統廃合で、
5園にするという計画について追及しました。

今の14園の場合と、5園とした場合、
保育士の配置、人件費、園者の建て替え費用などがどうなるのか、
試算を出して、という質問に、「試算はしていないから出せない」と。
具体的な園名を上げての計画、これほど大規模な計画の提案に、
試算もないとは信じられない。

試算なしにこの計画を出したのなら、
最初から「民営化ありき」ではありませんか。
副市長は「試算は具体的に計画が進んだらそれによって出来ます。
今から試算してある方がおかしい」と。
根拠も示さず構想押し付けるとは、いやはや。

地域保育という小規模保育、企業主導型保育が激増し、
民間企業の参入が突出して多い米子です。
これらの保育所は、空きビル空き店舗利用のワンルームでもよい、
園庭がなくてもいい、
給食は外部搬入でも可(調理室なくても5年間猶予)
などなど、
認可保育所に比べて保育環境などに問題・課題が多い。
あきらかな格差があります。

子どもの保育に責任を持つ、といいつつ
待機児対策も、国のいいなりに民間任せにする、
民営化まっしぐらではありませんか。

★写真はパソコンの置いてある私の仕事机です。

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