新人林立で、現職不利と言われた選挙ですが、
必ずしも新人に票が流れたわけでもないようです。
安倍暴走政治に立ち向かうのは、誰か。
住民投票の結果である「市庁舎耐震改修」を進めようとしているのは、誰か。
市民はちゃんと見ていると思いました。
「勇気リンリン瑠璃の色・・・」(「赤銅鈴之助」ってわかるかな?)で、
次は総選挙です。
「こうして仕事に成功した」とかいう本が多いのですが、ときどき発見があります。
アンパンマンは子どもからお年よりまで、良く知られているヒーローですが、やなせたかしさんのことは、あまり存じませんでした。
「詩とメルヘン」というやなせさん編集の雑誌は、あまりに優しすぎると思って、そうそう開くこともないままに、いつかなくなっていた。
でもこの本に書かれた「正義」と「ヒーロー」に、つよく共感しました。
「アンパンマンは、世界最弱のヒーローだ。正義を行う人は強いひとかというと、そうではないと思う。普通に弱い人なんだと思う。でも、火事で子どもが焼け死にそうに・・・<中略>・・・こんなふうに、ちっとも強いわけではない。だけど、やらねばならないときには、勇気を出して戦う。それが正義だ。」「戦うときは、自分ひとりだと思わなくてはいけない。道連れをつくるのはよくない。どんな時にも責任は自分で負う覚悟が必要だ。」
こういう言葉に魅かれ、今読んでいます。
定数4減で、新人の立候補多数、共産党の3人の立候補予定者のうち、ひとりが新旧交代と、米子によく似た構図の厳しい選挙です。
鳥取の市民アンケートには、消費税8%と引き上げられて、きびしい生活状況が書き込まれています。
市庁舎問題で、市民投票の結果の「新築移転はダメ」という市民の意思に背いて、新築ゴリ押しの市長や議員に対する怒り、また失望が書き込まれています。
安倍政権の、なにからなにまで国民の願いと真反対に暴走することへの怒りや不安も。
市議選そして来年春の県議選にも勝利し、市民の願いに応えなくては。米子のような結果にならないようにと願いながら通っています。
写真は午後5時の湖山池北岸。これから帰途につくという時に、飲物を仕入れたコンビニの駐車場からとりました。