大変遅れましたが、新年おめでとうございます。
わが家のある米子市葭津は、大雪のために、停電が長引き、
うちは、大晦日の21時から元旦の19時まで22時間、
そして隣の下葭津(崎津6区)は、まだ大半が停電中、今も工事が続けられていますが、
暗い寒い夜を迎えておられます。
山陰の水分をたっぷり含んだ雪が89センチも降ったため、
送電の鉄塔や、電信柱を曲げたり折ったり倒したりした、電線もあちこちで切れたためです。
昨日はうちの周りの道路を車が通るように雪かき、
特に幹線道路(内浜産業)までの道を近所の10数人が力合わせて開けていったことは、
2時間あまりの奮闘で疲れましたが、やったねという達成感の共有が出来ました。
今日は、まだ停電中の6区に居られる、5人のひとり暮らしの高齢者を訪ねてみました。
2人は昨年の後半に施設に入所されており、
あとの3人は子どもさんが車が走れず歩いて来てみておられ、近所の目や手もあり、
体調も良し、食糧や灯油もあるということで、
まず安心しました。
という訳で難儀な年明けでしたが、よい年になりますように。
★写真は大晦日のもの、この時はまだ「サンパチ豪雪(昭和38年)以来かな」など、のどかでした。
右の、写真の木は2本の太い枝が無残に折れました。 携帯の充電切れで89センチは写せず残念。
大雪の影響
大変でしたね。
わたしもおおみそから
2日まで米子でしたが
幸いに
停電にはなりませんでした。
あらためて
ライフラインの重要性を痛感します。
本当に大変な年明けでしたね。今日の議会の年始め互礼会のあと、全員協議会で雪害対策が報告されました。防災計画はあっても、予想外の大雪に、十分な対応が出来なかったようです。幸い長引いた停電や、寸断された交通による、直接の大きな被害(病気の悪化とか、大火災とか)はなくて、やれやれです。ただ、農業や林業、漁業などの被害は、これからはっきりしてくるでしょうから、復興のための助成や融資については、これからの取り組みになりますね。連絡取り合って頑張ります。
とんだ年末年始で、先ずはご苦労様でした。(その結果、岡山も厳寒でした。)
除雪について、一考。以前ならば、地元の土建業者も各社で重機を所有していたので、降雪があれば、通勤前の早朝から、行政からの指示でブル等で除雪をするのが一般でした。
最近は経済状況もあり、重機はりース契約が主体となっているので、行政が支持してもすぐには機械も集まらず、久しぶりの大雪のためオペレイターも除雪に精通している方も
少なく、テレビで観ていると「除雪体制」等の立ち上げに随分時間を要しているなと、「丹後、盛岡」経験者として観ておりました。
宮崎県の「口蹄疫牛」の最終処分も運搬、埋設工程は地元の土建業者が実施しています。即ち、地域における最小限の土建業者の確保は「災害対策」として不可欠であります。
本当にその通りです。土建屋さんもこの不況で減り続け、持っていた重機も手放したりしています。米子市が委託契約していた業者さんは、国県とも契約しておられ、国、県と取り合いになった格好で、17社と契約していて実働はその1/3だったといいます。そして短時間でのこの積雪。31日から繰り返し夜通し除雪しても、追いつかなかったのが実情。地元業者の仕事が増えるような生活密着型の公共事業、住宅リフォーム助成など、中小企業を振興する政治が必要です。そして、国交省の整備局など、人員が行革で減らされているのではないのか、災害や地方の交通異変に対応するのに必要な人員が足りないのではないのか、気がかりです。