6月24日の中電への申し入れに対し、文書回答を求めていたところ、
文書回答は出来ないが、もう一度会見したいという中電側の申し出があり、
急遽その場が設定されました。
少人数でという注文があり、代表10人が二度目の会見に臨みました。
今回対応されたのは、
飯塚中電地域共生部長、共生部職員もうおひとり、小川広報部職員の3名の方でした。
前回回答のなかった<積み残し部分>の回答はいくらか出されました。たとえば、
使用済み核燃料の貯蔵量・・・1,2号機合わせて2,278体で全容量4,658体の46%(2011.3月末現在)
また原発による発電は単価が安いという中電側の前回発言について、重ねて聞くと、
「国は単価3円、再処理も含め5.何円というが、当社は10円台という認識を持っている」と
火力発電9.9円などに比べても安くないことを事実上認める場面もありました。
しかし、国と安全保安院の評価で安全性に問題ない、
2号機はプルサーマルも国の厳正チェックにより問題なしと許可された、と、
その「安全神話」に胡坐をかく姿勢は変わりませんでした。
「申し入れはあくまでも申し入れ、回答は目的でない」と文書回答をあくまで拒み、
会見の人数や時間を限る姿勢には、本当に市民の理解を得たいという真剣さは見られませんでした。