歌川国芳

歌川国芳(うたがわ・くによし)は江戸時代の浮世絵師です。                       2012_0119_000659-KC460159

その没後150年の記念展を、昨年末に東京で見てきました。

18日付け「しんぶん赤旗」の学問・文化欄に、

「江戸クリエーターの批判精神」というタイトルで紹介されていました。

その構図の斬新さ、風刺の利いた作風、動物を擬人化したユーモア、

楽しみましたが、あまりに人が多いのでもっとゆっくり見たくて、

めったに買わない図録を買ってかえりました。

デザインとしてずば抜けていることも確かですが、

現代人ですら新鮮な感動を覚えるその大元には、

旺盛で鋭い批判精神と、人間や動物への暖かいまなざしがあると思います。                          2012_0119_000914-KC460160

(いま日付が変わったのですが)今日19日から2月12日まで後期展。

東京ですが六本木ヒルズ・森タワー52階の森アーツ・センターギャラリーです。

もし機会あれば見て下さい。

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