今日は元参院議員の岩佐恵美さんを迎えた「環境学習会」でした。
地元紙の報道でご存じかと思いますが、
淀江町小波に産業廃棄物の最終処分場をつくる話が進行しています。
そのため、そもそもゴミの問題をどう考えたらよいのか、
産業廃棄物の最終処分場とはどんなものか、
この地域の環境にどのような影響があるのか、
鳥取県がその産廃処分場に30億円もの多額の税金を投入する必要があるのか、
などなど、これまでよく解らないと思っていたゴミ問題をすっきり整理できました。
環境省が今では「産廃は再生利用は進んでいるが、排出量の減らし方が足りない。」といっているという、
産廃の現状。
鳥取県は産廃のリサイクル率は75.5%と高いこと(全国平均は52%)。
産廃がなければ企業が誘致出来ないと平井知事はいうが、
産廃がないからリサイクルに努める、よい企業を育てていること。
公の関与で立派な処理場をつくるのは、排出者の責任(生産者責任)を投げ捨てさせ、行儀の悪い企業をつくることだ、
などなど、なるほどというお話でした。
原発もですが、ゴミも、あと後のことまでよく考えねばならない、
地球の将来にかかわる問題です。
★写真は上から、経過を報告し岩佐恵美さんを紹介する錦織県議、そして熱を込めて話された岩佐恵美元参院議員です。