「真砂女」

今夜は市民劇場観賞会、朋友の「真砂女」でした。

一度は観たいと思っていた藤真利子さん主演。

周りを何かと騒がせながら、

実の娘も困らせながら、しかし

自分に真っ正直に生きた鈴木真砂女の生き方に、

熱い共感の拍手。

その実の娘さん、文学座のベテラン女優、本山可久子さんが語り手として登場。

「今でも心の中でお母さん、と叫んでいる」と語るラストシーン。

ぐっと来ました。

あの母子のように叩き合い、取っ組み合いはしなかったけど、

私も自分の生き方を通して娘を泣かせたことのある母親ですから。

夏帯や運切りひらき切りひらき

今生の今が倖せ衣被         真砂女               

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