米子市河崎の住民、そして境港の中浜、余子などの住民、
そして県と両市、消防学校、自衛隊など25の機関から640人の参加でした。
河崎では、公民館と河崎小学校体育館の一時避難所に人々が徒歩で集合。
バス4台と臨時列車でスクリーニング会場の県消防学校体育館まで移動しました。
私はこういう避難訓練のときは要援護者の避難体制が気になるので、
体育館横から自衛隊員に介助されながら、自衛隊の車両に乗り込まれるのを見送り、
また消防学校に着かれたのも迎えました。
元気な方が要援護者を演じておられるので、あまり問題もなく進んでいましたが、
自衛隊車両のステップが高くて乗りにくかったり、
要援護者のスクリーニング会場での居場所(待機所)が2階で階段昇降だったり、
このあたりは普段の訓練から実際に備えて万全にして貰いたいものだと思いました。
避難訓練に協力し、移動の車両内でヨウ素剤の服用などを指導された薬剤師さんの話では、
「4時間以内に服用しなければ効果のないヨウ素剤は、移動の車両では間に合わないこともありそう。
一番影響の出る子どもの施設、幼稚園、保育園、小学校、中学校などに備え、
即服用する体制をとるのがいいのではないか。」と、いわれました。
「あってはいけないけど、いざという時の備えがいるから」と、自治会役員さん。
よく降る雨の中、訓練なので笑顔もありながら真剣な表情の参加者でした。
★写真は、自衛隊車両に乗りこまれる要援護者役の方、横4列に並んで被曝のチェックを受ける参加者ー現実に、こんな光景を見たくはありませんね。