「やなせたかしの世界」展の安来市加納美術館へ

2015_0806_205039-加納美術館・やなせたかしアンパンマンーあんまりカッコよくはない正義の味方。あんぱんの顔を汚されたり、ひもじい人に食べさせてあげたりして、直ぐによたよたになりながら、新しい顔をつくって貰うとエネルギーが充填されて再び人を助けるアンパンマン。そして敵なんだけど憎めないバイキンマンが好きです。

加納美術館ー安来空億出雲に向かう山の中の小さな美術館を初めて訪ねました。

アンパンマンもちろん嬉しい。子どもさんが遊べるようにしてあるから、夏休みお勧め企画。

それもさることながら、静かなその環境にほっとしました。そしてその人の絵と備前焼などのコレクション収蔵のために美術館を建てたという加納莞蕾(かのう・かんらい)と言う人。布部村長の時代に、村民の一人がフィリピンで戦犯として裁かれ死刑になったことがきっかけで、在日フィリピン大使に元日本兵の釈放を何度も嘆願し実現した人だそうです。

平和を愛した莞蕾さんにも触れたこと、莞蕾(ほんのり膨らみかけた蕾の意)というのは人生や俳句の氏であった福島小蕾(ふくしま・しょうらい)さんにちなんだもの。その友に旦蕾(たんらいーまだ明けざる朝の蕾)さんがいたということなど、館長で莞蕾氏の四女佳世子さんが話して下さいました。2015_0806_213825-IMG_5199

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