小規模保育施設を見学

2016_0816_114417-IMG_72668月16日、「鳥取の保育を考える会」の石井由加利会長ほか4名で、米子市内の小規模保育施設4ヶ所の見学をさせていただきました。

小規模保育施設は、昨年4月の保育の新制度の導入にともない、急速に増えている施設です。これまでの認可保育所に比べ、施設や職員配置などの基準が緩和されています。その実際や運営されている側のお困りの点などを伺い、良い保育をともにつくろうという思いで訪ねました。

米子市の小規模施設は全てがA 型(職員は保育士の有資格者が条件)ということになっていますが、今年度から職員の不足でB型に移行した事業所もあります。(この日伺ったところは全てA型。)どこでも一番の問題は保育士の処遇で、民間の企業より11万低いと言われる給与が上がらなければ、保育士の確保がむつかしい実情があります。

また、施設面では、完全には仕切られていないワンフロアに、0歳から2歳までの子どもが一緒だったり、園庭が狭いなど、のびのびとした育ちを保障するためには、もっと充実した環境がほしいと感じました。そのためには企業努力にまかせずに、国や自治体の責任が問われます。

★写真は上=広くはないが芝生のある園庭は遊びによさそう。コンクリート風の床の中庭だったり、屋上が園庭というところも。下=0~2歳児の施設はトイレもミニサイズ。

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