石橋 よしえ のすべての投稿

第5回 新婦人俳句小組<GO!しちご>

11月2日、第5回俳句小組<GO!しちご>を行いました。少し出句の人が増えていますが、なかなか全員集まれなくて。2015_1104_111725-IMG_5763

パラグライダーオーイ地球と呼びかけて       あき子

天からの便りを拝受椋落ち葉              よし枝

無患子(むくろじ)の郷にも貼られ兜太の書      をさむ

マイプラカード掲げる並木に欅散る           恵子

かぼちゃ提灯(ランタン)古代ケルトの闇深し     佳弥子

三日月夜ガムランの風清水寺              ちえ子

二割引き寿司買い祝うサファイア婚           八千代

★写真は、わが家の秋、左側の木が葉をからからと落とす椋の木です。

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石村智子さん、電撃結婚

石村さん結婚大平よしのぶさんの前の衆院比例中国ブロックの候補者として、なんども米子にもおいで頂いた石村智子さん、スピード結婚。おめでとうございます!

東京の党中央でのお仕事ぶり、元気な活動を、facebookなどでかい間見て応援していましたが、やった!ご結婚。

もちろん結婚だけが人生ではないのですが、でも連れ合いと一緒にあるく道は随分景色が違うとおもいます。

お幸せに。

「中海会議」の傍聴にー今日も松江に。

2015_1102_155920-IMG_5756中海を囲む市と鳥取県、島根県で、中海の水質や治水を話しあう「中海会議」が開かれました。両県知事、各市の市長、農業水産業、環境などの各課の職員、そして国土交通省、環境省、農水省も参加です。

この中海会議は大橋川の拡幅工事に鳥取県側、米子・境港市が同意するときに、中海の水質・治水にとって大海崎・森山料堤防の開削が必要だ、それなくしては大橋川の拡幅に同意できないと主張してきた米子市などに、水質・治水を検討する場をつくるから、森山堤防を60m開削したその影響のモニタリング調査の結果を見て、さらに対策が必要ならそれも検討する場にするのだから、という約束で始められたものです。

しか両堤防の開削が正面から取り上げられたことは一度もありません。今日の野坂米子市長も、森山堤防60m開削のモニタリングの検討を求められましたが、島根県の職員には森山堤防の開削の影響モニタリングがなぜ重要なのか、なぜ野坂市長が栗返し求めたのかががわからないように感じました。

1年に一度の中海会議の核心に触れない議論、もう5年間も経ってしまったことに怒りながらの傍聴でした。

★写真は会場「ホテル白鳥」からの宍道湖。いいお天気ではありませんでしたが、宍道湖を眺めると気持ちが晴れます。大橋川で繋がった双子の汽水湖、中海・宍道湖を守らなければなりません。

松江市で中国5県保育合研

2015_1101_151912-IMG_573410月31日、11月1日の2日間、松江市で第3回中国5県保育団体合同研究集会が開かれ、800人を超える参加がありました。

私は1日の分科会の「新制度にかかわる各地の交流」に参加しました。保育の新制度は今年からスタートしましたが、長時間と短時間保育に子どもを振り分けたり、幼稚園と保育所を一体化させたり、荒っぽい制度導入で、現場でさまざまな問題が起こっています。幼保一元化の認定子ども園で、運動会を日曜にしたら、同じ園なのに1号こども(幼稚園対応)のほうは月曜が代休、2号こども(保育所対応)は代休なしだった、また2号こどもはお昼寝してるのに1号こどもは遊んでる(昼寝なし、早帰り)、「ナンデ僕たちだけ昼寝しなくちゃいけないの?」と子どもが聞くとか、また短時間保育の子どもの延長保育が重なると、長時間保育より保育料負担が重くなるとか。

また公定価格という、子ども一人当たりの保育の単価が、幼稚園は31,470円、保育所は32,290円で、保育園の方が高いようではあるが、幼稚園は1日4時間、土・日休み、夏休み、冬休み、春休みがあって年間800時間、保育所は年間2,400~3,300時間子どもを保育しているという話しにはびっくり。

子どもにとって良い育ちを保証する、という観点の新制度ではないなとつくづく思ったことでした。

また自治体によってさまざまな違いが生じており、不都合なことを声を上げて変えさせているところと、国の指導そのままのところでは大きな違いがあります、交流しつつ運動を強めなければならないと思いますが、こんな子どもにとっても保育者にも保護者にとっても不都合の多い制度は根底からの見直しが必要です。

保育合研にでると、若い保育士さんの情熱と、子どもたちの笑顔や歌声に感動します。昨日も閉会行事では涙ぐんでしまった私です。

来年は松江で全国合研が開かれます。

 

錦織県議と岡村市議の9月議会報告会

2015_1024_133854-IMG_56982015_1024_135934-IMG_5699住民要望に基づいた質問ですから、県・市議会ともに重なり合って産廃処分場建設の撤回と介護保険の負担軽減を求める質問がされています。

産業廃棄物処分場問題は、経営主体が環境プラントという民間会社から県の関与する公的セクターの環境管理センターに変わり、計画自体も見なおされることになりました。住民の運動によってこれまでのずさんな調査・計画が明らかになり、変えざるをえないというのが実態です。

予定地は一般廃棄物のⅢ期計画地だったものを、いつのまにか産廃処分場予定地にすりかわっていることについて、岡村英治市議は米子市議会で「計画が変更されたのか」と質問しました。角副市長は議会で即答せず、後日文書回答すると答えたそうです。

大山の伏流水の豊富な水源の多数存在するこの地域は、産廃処分場の建設をしてはならないところです。問題だらけの計画の撤回を求めて、来月11月22日にはこの問題の住民会議が開かれます。産廃・住民会議

介護保険料は第6期にはいり、保険料基準額が6000円を超えた県が7県、鳥取県はその4位ということです。小さな経済力の乏しい県なのに負担が重いことについて、錦織県議の質問に平井知事は「高齢者施設が充実している。サ-ビス水準が高いから保険料も上がるという割り勘制度。」と答えたそうです。他県・他市ではやっている負担軽減のための保険料・利用料の軽減策を鳥取県・米子市はしていません。

通知が始まったマイナンバー制度につて意見が集中しました。情報漏えいを免れない、プライバシーの侵害、なりすましの被害など問題ばかりが多く、市民にとってのメリットはほとんどない、自治体も民間企業も導入に多額な費用がかかり、安全対策が不安なこの制度、導入をやめさせなければなりません。

「IDカードは発行しない」「源泉徴収にもマイナンバーを記入しない」「職場から本人・家族のナンバーの記入を求められても、記入しない。」「制度のよくわかる、どうしたらいいのかがわかるチラシをつくってほしい」などなどの意見がでました。

 

 

空自のC2に続いて、英国空軍輸送機の美保基地乗り入れ

10月C2点検見学今日の夕方英国空軍の輸送機が航空自衛隊美保基地(米子キタロー空港)に降りました。3日程前に突然の通告。米軍供用基地とはなっているけど、イギリス空軍が使うというのは寝耳に水。今日は日本共産党の県議、遠藤秀和参院選挙区予定候補、平和団体などが基地強化に繋がらないように申しいれに行きました。先日20日から22日の大型輸送機C2(28年度内に配備の予定)の乗り入れ・点検作業など、美保基地周辺が慌しいのも戦争法の成立後の今はなおさら不安です。

★写真はG2の乗り入れ、点検作業を見学する市議会議員のみなさん。ni

 

翁長知事、辺野古の埋め立て承認取り消し

翁長・承認取り消し13日沖縄の翁長雄志(おなが・たけし)知事が辺野古の埋め立て承認を、「前知事の手続きに瑕疵がある」として取り消したという発表がありました。

TPPの大幅合意とか国民の生活や将来にとって悪影響を及ぼすこと、嫌なニュースが多い中、翁長知事の確固とした姿勢に感激しています。

安倍首相をはじめ国民の声に耳を背ける政治家、トップが多い中で、民意と一体となって闘う翁長さんの存在が、私たちに大きな勇気を下さいます。

戦争法をなくすために、「オール沖縄」のような一点共闘、そしてそこからの発展をつくっていきたいと、また改めて思いました。

私の山歩きの先生、100名山踏破達成!

2015_1010_170143-IMG_5600ことしの夏山シーズンはどうやら終わりらしいのですが、わが山歩きの先生、拝藤節夫さんが9月14日に100名山の踏破達成されたそうです。

登山は7年~10年くらい前の3,4年、拝藤さんに案内して頂いて、鳥取県と隣合う県都の県境の山など2000m級の山にいくつか上りました。

最初に登った(小、中学校で登山の大山は除きます)のは岡山県境の那岐山です。樹林の間を上っていって、頂上にたどり着くと、瀬戸内海、日本海の隠岐の島まで見渡す360度の展望が広がりました。あの忘れられない爽快感。

その後激しい落雷に上るのを諦めた三瓶山、4時間の行程の終始ざんざん降りの雨にずぶぬれになった熊野古道なども忘れられません。

山行きの最終プログラムは温泉で疲れを癒したのも楽しい思い出です。

長い間の念願を叶えられた拝藤さん、おめでとうございます。

いのちの危険よりも、企業の利益―中国電力の点検書偽造事件についての説明

2015_0426_150604-IMG_47441日米子市議会は閉会しましたが、閉会後の全員協議会で、中国電力が低レベル放射能汚染廃棄物の処理に係る計器の点検書を偽造していた事件について説明しました。

中電はこれまでも、5年前の511ヶ所の点検漏れや報告書の改ざんなどが数々あり、その反省がどう生かされているのか、これからどうしようというのか、と6名の議員が質問。

この件の調査を内部の調査チームでしたことについて、「当事者の調査では信用できない、第三者機関でやるべき」。またこの謝りを繰り返さないための体制整備はまだ半ばということで、「必ずまた報告を。」「危険を感じている市民に直接説明する場をつくるべき。」「個人的なミスというが人間は失敗するもの。511ヶ所の点検漏れの反省でつくられたシステムに、『誤りが報告されたときにその担当者の評価・業務成績を下げないという項目』がある。しかし改善されていないではないか。」などなど。

この件について、「担当者ひとりの個人的な誤りで組織的な誤りではない」と繰り返す中国電力には、深い反省や原発の危険に真摯に向き合う姿勢は感じられませんでした。

人のいのちや環境を大事にすることよりも自社の利益優先の態度が、あの福島の事故を経た今も変わらないことに、中電の話しを聞くたびに強い怒りを感じます。

そしてこういう企業をしっかり監視・規制をするのは国の政治の役割であり、住民を守るために抗議し訂正を求めるのが自治体の仕事であることを、国や鳥取県、米子市にも声を大きくして言い続けなければならないと思います。

★写真は今年4月、島根原発の足元にある活断層の調査を見学したときのもの。ここはこの地層の現れから見て活断層ではないとの説明を受けました。