昨日は賀露漁港に行きました。
これまでは冬場に蟹を食べに来たことがあるだけの賀露漁港、
ぴっかぴかのお天気で、海風も気持良く、
暫し港の風景や、昔からの家並みに見とれていました。
今月3日に突然、4日と11日、美保基地で米軍機が訓練、タッチアンドゴーをするという情報が、美保基地から米子市など周辺自治体に入った。
4日は雨で中止だったが今日11日また行われるということで、昨日は米子市合同庁舎の防衛省中四国出張所へ申し入れ。もう明日と言う日に迫ってからいきなりの一方的な通告に抗議し、米軍供用基地の撤回を求めた。(憲法を守り生かす西部地区共同センターほか5団体)
今日の抗議行動は約30人の参加。 民間機の離発着の中で、自衛隊機もタッチアンドゴーを繰り返したが、肝心の米軍機はどこに?
何と30分予定を早めて、私たちが監視体制に入った時には既に終わっていたという。
以前の米軍機飛来も、抗議行動の私たちが長々待ったあげくに解散した、その後に飛んできたことがあった。
なんというわがまま勝手を許しているのか。完全に日本は蔑視されていると感じる。
全国集会が米子コンベンションセンターで開催され、午前中聴きに行きました。
北海道鷹栖(たかす)町と大分県国東(くにさき)市の小規模多機能施設の話がとても面白く、参考になりました。
住民の中へ入り住民の要求に基づいて住民と一緒の施設づくりをして、住民はボランティアではなく地域をつくる仲間だという、その施設の朝市や居酒屋が町のコミュにティの中心となり、新しいその町の魅力となって、Iターンの若者や大学生も参加しています。
施設を開設するまでに、2年、3年と準備し、何度もその地域を一軒一軒歩き、要求を聴き、その中から一緒に施設づくりに取り組む地域の住民をつくっていく、そんな行政と事業者の姿が印象に残りました。町の将来、町づくりの中に介護サービスを位置づけて考える姿です。
しかし、そうでないかと予想はしていましたが、高齢者の年金生活に食い込む高い介護保険料、施設入所の高いハードルとなっている高い利用料、要支援の人まで介護保険サービスから締めだそうという介護保険のあり方には一言も言及なし。この熱心な介護従事者の方々の胸の内聞いてみたいです。
「よりよい保育をもとめる鳥取県実行委員会」は今日、米子市子ども未来課と懇談をしました。
来年度実施の子ども子育て新制度は、まだ公定価格(保育を行う経費を子ども一人当たりの単価として示したもの)もまだ仮単価であるなど、制度の全容や細部に不明も多いままに来年度実施に向けて突き進んでいます。
9月議会に制度実施のために出される条例案は、「家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準」「教育・保育施設及び特定地域型保育事業に関する基準」だけで、幼稚園10月、保育所11月の認定前に業者の確認をするためのもの、と言います。
「制度が変わるというと、県や境港の広報で大騒ぎになったように、混乱を招く。」「在園児の保護者には用紙を渡して、これまでとほとんどかわらないんだよ、と変わるところだけ―延長保育などの部分のみ説明をすればいいと考えている。」という子ども未来課は言われます。
しかし、制度の内容がよく解らないまま、変更も相次いでいるのに、何がなんでも来年度実施と進めることが混乱の大元。無用の混乱は要らないけれど、制度が変わる意味は保護者、保育関係者や市民にきちんと説明するべきです。
国民主権の日本ですから、本来国民に十分な説明をし、理解を得た上で制度変更はするべきです。
児童福祉法24条1項の市町村の保育実施責任が果たされるよう、今後も見守りが必要です。
米子九条の会の主催で、京都大学助教授の小出裕章さんの講演会がありました。
福島の原発事故による東日本放射能汚染は、放射能管理区域の濃度よりも濃いこと。
その中で福島県民ほかの人々が暮らしている、捨てられているということが、政府のIAEA(国際原子力機関)への報告の数字によってはっきりしていること。
憲法9条を破壊する安倍政権の暴挙は、既に原発により核開発を進めている日本が、6つめの核保有国=軍事大国となることが狙いであることがよく解りました。
そして「子どもを守ってあげたいのではなく、今、子どもたちを守らないなら、私は私自身を許せない」という小出さんの言葉が、胸にぐいぐいと迫ってきました。
★写真は撮り損ねましたので、ネットで検索して頂いてきました。
今夜和田公民館で原発の避難計画についての学習会をひらきました。
地元和田の、公民館周辺に入れた案内チラシを見ての参加もあり、「わしは原発はいると思っとるんだが、使用済核燃料の処理の方法が出来てから実用化してほしい。各地で実験みたいなのはいけませんな」などの意見も出て、質問もたくさん出る、賑やかな会となりました。
しかし聞けば聞くほど現実的でない、とりあえずないと再稼働出来ないから作ったみたいな、お座なりな計画。
「何時間で逃げるかでなく、被曝線量がいくらになるのかが問題」とか、「計画ではほんの4,5日で終わる位の被害の想定、実際の福島を見れば被害は拡大の一途で、いつ戻れるともわからないのが原発事故。」上岡先生のこの言葉に、避難計画が<絵空事>だと感じる訳がよく解りました。
「え~、それでどげしたらいいだあ」と言う声に、上岡先生は、「とりあえずは安倍政権を打倒しましょう」
★写真は岡村英治さん撮影のものを拝借。