日付が変わる前に、「秘密保護法」は成立させられました。
でも虚しくない。
なんだか勇気が湧いてくる。
施行させてなるものか、と。
国会にデモに出かけた全国の仲間も、なんだか元気に、
明るく帰っていく様子がTVに映し出されました。
「秘密保護法」と安倍内閣と、それに連なる人々には、退場して頂くしかありません。
日付が変わる前に、「秘密保護法」は成立させられました。
でも虚しくない。
なんだか勇気が湧いてくる。
施行させてなるものか、と。
国会にデモに出かけた全国の仲間も、なんだか元気に、
明るく帰っていく様子がTVに映し出されました。
「秘密保護法」と安倍内閣と、それに連なる人々には、退場して頂くしかありません。
淀江町小波の産廃処分場問題を取り上げた松本松子さんの質問があり
地元から傍聴者が6人。
水や空気が汚れる、子孫にいい環境を残したい、市長は市民の声を聞けと、
市長に熱く迫った松本松子議員の質問が終わると、
傍聴席から力の籠った拍手、いっせいに。
この1年、地元の署名活動などを通して、
地元のみなさんの辛い思い、切望を聞いてきたことが松本議員の質問の力です。
市長はしかし、県に丁寧に説明をして貰う、ご理解いただく、の一点張り。
(昨日の私の島根原発2号機再稼働にきっぱり反対を、という質問にも、
世界で最もすすんだ「新規制基準」で審査していただく、
その結果で県や境港と協議するというばかり。)
こんな態度が安倍内閣のような傲慢で独裁的な政権を生むのだと思いました。
国会は「秘密保護法」をめぐって審議がまだ続き、国会へはデモの長い列。
日比谷公園を出発出来ず、じりじりしている人も。
廃案に!その一点で力合わせましょう。
議会開会日。議会は直ぐ終了し、お昼を挟んで全員協議会を2回。
(午前は南北一体化事業に取り組むことにしたという市当局の説明、
午後は中国電力の島根2号機再稼働審査申請野説明。)
その後は質問の聞き取りが3つの課からあって、帰途に就いたのは4時半も回った頃。
初日からなかなかハードでした。
南北一体化に取り組まねばならないという主体的な街づくりの観点は感じられず、
駅周辺の、南側の交通事情がよくなることは良いですが、
南側の開発や企業誘致、商業地域として大きな資本を呼んでこようという発想には賛成できません。
米子の活性化のためならば、地元の産業や業者の支援に力を入れるべきと思います。
中国電力の審査請求の説明については、聞いても安心を得られないことだらけです。
新基準に適合するようにシビアアクシデントが起ることを想定したものと言い、
「いろんな事故シーケンスを想定し、これらの重大事故対策は有効であると確認した」といいながら、
よく聞けば、100%の安全は保証出来ないという。
格納容器の破損などが起った場合、放射能の拡散を防ぐために放水砲でプルームをうち落とすというのが、最終的な対策となっていますが、
叩き落とした汚染水や、配管が壊れて漏れ出した汚泉水の対策はどうする、
福島のように地下水の問題はどうする、と聞くと、
これらの対策は、全てこれからの検討ですといいます。
使用済み核燃料はどうする、と聞けば、国が今検討中だと国任せ。
シビアアクシデントは起りうるから100%の安全はないのだと言いつつ、
新基準に求められていないことには目をふさいでいる。
汚染水対策などは、もし仮に起った時の最後の最期の問題だから、と棚上げにする。
これはやはり「安全神話」ではないでしょうか。
中電の体質は変わっていない、福島の事故を経てもなお、
安全より企業利益優先であると感じました。
★写真はfacebookから頂いてきました。紅葉と雪の大山です。
その対策で
県表題の専門家会議があると昨日知り、県庁まで、JRの「快速とっとりライナー」に乗って往復しました。
8人の専門家は大学の先生と医療関係者でしたが、そのうち3人も欠席されていたのは残念でした。
中国電力の島根2号機の再稼働審査申請の内容の説明に会議のメンバーが質問されるという進行です。
写真の左側が中国電力の8人、右側が専門家会議の委員7人(その後ろは鳥取県関連課)、
手前は米子市、境港市などのオブザーバー参加者です。
穏やかに静かに質問がつづきましたが、たくさんの疑問が出されました。
一般傍聴席は、報道席を隔てて、かなり後ろで聞き取りにくかったのですが、いくつか拾って書いておきます。(○委員、●中電)
○委員「異常気象だが低温、豪雨、豪雪、台風に耐えられるか」←●中電「地震、津波、地滑りには備えた」
○竜巻の評価は69mで大丈夫か。頻度が上がっている。基準を引き上げる必要がないか。(返事なし)
○汚染水対策は←●原子炉施設に水を近づけないことだ。汚染水、地下水、対策はすべてこれから。地下水は把握している。
○先に対策をかんがえないのか。←●十分検討する。
○放水砲でうち落とした汚染水はどうする←●もし万一そういう事故が起きたらという最期の最期の手段。フラップゲートを閉めて溜めこんで処理する。
○フィルターベントの性能管理はどうするか←●目視で管理する。ノズルも金属フィルターも劣化するものではない。ヨーロッパの実績あり、大きく劣化していない
←○ダストは?←●圧力制御室の水をくぐって来るから、異物は問題ない。←○ドライウエイはないのか。←●ドライウエイもある。
○ハードは分かったが、ソフトもー今後いかにして維持管理するのか、今後維持防災の説明が欲しい。
次の第10回専門家会議は、「規制庁の結果を受け、われわれの意見もまとめる」として閉会しました。
下の写真は鳥取駅近くの歩道にある長椅子。バス停にも幅を取らない腰をちょっと乗っける長椅子が設置されており、高齢者に優しい配慮と感じました。
初雪が地上にもふりました。
今日の正午が一般質問の通告の締め切り。
今回、12月議会では24人の人が質問します。
この何回かは17~20人位が多かったんです。
毎回質問する議員は実は多くないんです。
「来年の選挙睨みですかな、有権者の目を意識して。」という声もあり。
私は原発ゼロへ、とくに島根原発2号機再稼働に反対し、
社会保障の切り崩しに繋がるプログラム法案に反対して、
生活保護と介護保険の改悪と市民生活への影響を問う質問です。
いま中国電力が島根原発2号機の再稼働の審査申請をしようと言う時ですが、
原発についての質問をするのは3人です。
そんなことでいいのでしょうか!
「はせべあつし福島県議を囲む集いー福島のいまとこれからを語る」が、
境港商工会議所ホールで開かれました。
福島の震災原発事故の今、知らなかった現実を聞きました。
●ひとつが、避難者の数
長谷部県議の街いわき市では、市北部の原発から30㎞圏内の人などが、同じいわき市南部に避難。
(人口33万人のいわき市の47.7%やく15万7,000人が市外へ避難、7.7%やく2万5,500人は市内の避難、
この市内避難者は一般的に言われている避難者数14万数千人には入っていない、
だから避難者数も実態はもっと多い。そして市内避難者には何の補償もない。)
●「震災関連死」や自殺のこと
関連死はどんどん増え続け今1,581人、「直接死」の1,599人を上回りそうになっている。
また自殺も増えている。関連死、自殺ともに福島が過半数
●学校を奪われた子ども
高校、中学、小学校ともに生徒数が激減。友達、先生、家族から引き離されている。
●復興公営住宅は3,700戸整備目標で、現在500戸の建設中。
帰還困難地域の避難者だけで6,244戸あり、6万1千人を超える避難解除か避難指示のない地域からの避難者がある。
その他に、心疾患、脳血管疾患の増加傾向など、健康被害のことなどなど。
また賠償の問題などで分断され、県民の中に対立が持ち込まれているやりきれない現実も語られました。
全く明日のみえない福島の現状でした。
政府が原発事故を正面から捉えていないこと、
原発を存続させたいがために事故の規模・実態を把握しようとしていないことを、
原発ゼロの決断がなければ、福島の皆さんの困難の解決にならないことを強く感じました。
この集いでは、来年2月の境港市議選を闘う、
新人安田とも子、4期目挑戦の定岡としゆきの両予定候補が決意表明をされました。
また参加された方が、ひとり入党を決意されたそうです。
★写真は、上が長谷部淳福島県議、下が定岡、安田両氏です。