伐採話の風除林雪舞って
手遅れ死たどりし町裏暮れやすし
山里行く列車二両に昼時雨
暮れおちて冬涛真白日本海
振りあおぐ雪やこんこん公会堂 よし枝
伐採話の風除林雪舞って
手遅れ死たどりし町裏暮れやすし
山里行く列車二両に昼時雨
暮れおちて冬涛真白日本海
振りあおぐ雪やこんこん公会堂 よし枝
よいシンポジウムでした。
ちょうど、考えていたこと、どう村野藤吾氏の作品としての文化財的価値を残しながら、
公会堂を活かしたまちづくりをするために付加価値のある新生公会堂とするのか、
公会堂の存続だけにとどまらず、
米子の未来をどうするのか、活力ある米子をどうつくるのか、
行政と市民がともに考えるまちづくりの大きな課題であることが、
文化財、建築学、地域学の第一人者の提起から、
くっきりと浮かびあがりました。
300人の参加。市の職員や陳情に継続の態度をとっている議員の参加もありました。
「米子市公会堂の未来を考える」
米子市公会堂の改修について、建築的な観点から、
シンポジウムが開催されます。
米子市長は存続を表明し、
議会では、経済教育常任委員会は継続審議という報告を、
明後日24日議会最終日に持って出て、全体会で票決します。
この時期、みんなの力を結集し、公会堂の未来を考えましょう。
建築の専門家、第一人者がシンポジストとして登場されます。
明日ですよ!
12月23日(木曜・祝日) 午後2時から5時
米子コンベンションセンター・国際会議場
入場無料です。
こんなに嬉しいことはありません。
国は国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の常時開門を命じた、
福岡高裁判決(今月6日)について、上告を断念しました。
13年前、ギロチンと呼ばれた堤防閉め切りのあの映像、
思い出す度に胸が重く苦しかった。
開門を急ぎ、「宝の海」有明海の再生を願います。
★写真は中海、止まらない公共事業、干陸淡水化を私たちはとめました。中海も「豊穣の海」に返そう。
そして今日の経済教育常任委員会。
多くの市民の傍聴を前に、
「合併特例債を額面通り受け取ると、丹波篠山のように破綻する」と繰り返す委員、
「費用対効果の検証がない、公会堂存続では経済活性化は難しい」という委員、
「市民の声をもっと聞け、存続賛成48%だ」という委員、この3名の委員は、
結論だすには論議がたりないと継続審議を求め、
継続反対3名で同数、結局委員長の裁決で継続審議になりました。
はっきりきっぱりとした態度を取れない市長や副市長にも問題ありですが、
彼ら、公会堂存続に難色を示す人の考えも納得しがたい。
文化は贅沢でも、遊びでもない。生きることの表現であり、証です。
公会堂を潰してどうしたいというのか。
とうとう初雪が舞いました。
初雪や伐採すすむ風除林 よし枝
淀江の佐陀の松林が、砂利採取の業者により伐採される計画がある、ということで、
防風林がなくなり農業や住環境に、塩害や砂の被害が出ることを、地元住民が心配していると、
地元紙が昨日報道していた。
松本松子議員が今日の行政改革特別委員会で、この件に関して米子市の対応を聞いた。
農林課以外には、まだ広がっていない話しであるらしい。
皆生や、淀江、そして弓ヶ浜半島の防風林がつぎつぎ失われていき、
白砂青松の風景が損なわれていく。
こんな風景こそ山陰らしさ、日本海沿いの特徴ある美しさであるのに。
やたらな開発を許さないことが大事ではないだろうか。
話し変わって、明日の経済教育常任委員会(午後1時から)で、
継続審査中の、米子市公会堂の存続を求める陳情が審議されます。
どうぞ、たくさんの傍聴を。
中海問題等調査特別委員会が開かれ、
①国交省の浅場造成の事業、②中海のアオコ、③浚渫窪地のシンポジウムの報告がありました。
米子市は、中海の治水・水質どちらにとっても、森山・大海崎二つの堤防の開削が必要だと言い続けていますが、
それと同時に浚渫窪地の埋め戻しと、むかしはいっぱいあった浅場の回復がいるというのも、
中海の運動に関わってきた人たちの言い続けているところです。
(むろん家庭や工場からの排水の流入の対策や下水道の整備は必要です。しかし、中海は人工的な条件、干陸淡水化事業の影響が大きい。)
今、国土交通省は浅場造成に力を入れていて、まず真っ先が私の地元大崎の岸です。
すでにH17年から始めています。しかし、
国交省のしているように高い堤防の向こうに浅場ではなく、
堤防も崩し干拓地として造成した部分も削って、昔通りの地形に返し
自然の遠浅の浜が復元したい。
そこで大人も子どもも遊び、潮干狩りができるようになったら!
浅場は今でも中海にたくさん湧く、サルボウ(赤貝)やアサリなどの貝や魚を育てます。
今、川もコンクリートの護岸堤防で固めるのではなく、治水にも生態系にも、
自然に戻すのがよしと考えられるようになっています。
干陸淡水化という公共事業を初めてストップさせた鳥取県西部の住民の底力で、
あきらめず実現させたい。
米子市議会12月議会で、日本共産党・石橋よしえ議員がおこなった一般質問原稿を掲載します。
ご無沙汰しました。質問の前後、余裕がなくて、
質問が終わったら、疲れてしまって、ちょっと休息。
今日は久しぶりの休みらしい休みとなって、折からの晴天に洗濯ほしたり、
ゆっくりさせてもらいました。
午後、3つほどの用を足しに、先ず市役所に。
議会の窓から、一段と美しく装った大山をパチリ。
大橋川拡幅、公会堂耐震診断、ボートピアと、次々起る出来ごとの追われ、あっという間の一年。
また雪の大山の季節となりました。
センセーショナルなタイトルで、ごめんなさい。
でも今、不安定な雇用や失業、事業不振による収入激減などにより、
保険が切れたままの無保険や、国民健康保険の滞納による資格証、
保険料納入まで短期保険証が世帯に渡されない保険証の「留め置き」など、
手元に保険証がないことによる受診抑制が進んでいます。
08年NHKが放送した特集番組「セーフティネットクライシス」で、
約1000の救急病院のアンケート回答によると、
保険証がないことによる「手遅れ死」とはっきり認められるものが、
06、07年の2年間で475名あった、という驚きの報道がありました。
そして米子でも、昨年10月手遅れにより56歳の男性がなくなりました。
苦しくても、保険料を払って短期証を貰ってから行く、と言っていたその人。
死までも覚悟していたような言動があったそうです。
23年前に無保険でひとりの女性が亡くなっています。その後も手遅れ死をなくすことが出来ず四半世紀、
21世紀の憲法25条がある日本で、こんなことが続いてはならないと、
寒さが身に沁みる昨日の夕方でした。
8日、市議会一般質問の3日目の4番目、私はこの「手遅れ死」と資格証を問います。
今日から12月議会が始まりました。(日程は11月30日のところをご覧ください。)
冒頭、会派蒼生会の渡辺譲爾議員が、11月5日ご逝去の吉岡知己議員の追悼演説を行いました。
吉岡さんは同じ葭津の出身で、10月いっぱい同じ議会で活動した現職議員です。さまざまな場面を思いだしました。
決算委員会の報告に、松本松子議員ひとりのみが討論(一般会計決算に反対。)
国民健康保険、後期高齢者医療制度など、市民に負担高く滞納が増え、資格証・短期証を発行し、
市民の健康・いのちを守る自治体の役割が果たせていないことなどが、主な反対理由です。
日本共産党米子市議団の3人のみが2009年度一般会計の決算に反対、2009年度決算は賛成多数で可決されました。
終了後、全協で「鳥インフルエンザ対策」が報告されました。
野鳥からの感染が懸念されるだけに、もし子どもが死亡鳥に触れたりしたら、と心配しましたが、
学校では速やかに対策をとられたということで、
帰ってきた子どもたちからも口ぐちに聞きました。
判定された「H5型」は、極まれに人に対する感染もあるということで、
今検査をしているところの結果が陰性であることを願います。
潜伏やく1週間ということで、今現在陰性でも10日後に再度鶏舎の鶏、愛玩鳥の検査が行われます。