嫁して40年さてもこれからおせち炊く
融けて凍みて之軒のつららの整列す
語り合うよう距離取る車雪の宵
ブルーシートの山這う団地寒九空
よし枝
1月6日(月)、土日の関係で9連休となった市役所も仕事始め、
議会も初顔合わせとなりました。
午前の互礼会、午後の「米子市新春のつどい」(国会、県会議員や米子市各界人との顔合わせ)、
夜の米子市新年会、と賑やかな一日。
間を縫って市議団の打ち合わせと「議会だより」の編集会議も行いました。
一日中もっぱら話題は6月の市議選に集中です。
今年は、秘密保護法、原発再稼働などなど、大問題の待っている激動の一年。
市議選もその中の大きなモメントとなると思います。
心引き締め頑張らねばと思い新たです。
市議選の待つ年明ける空茜 よし枝
★写真は岡村英治議員のFBより頂きました。議会事務局の方に撮って頂きました。
時化のための品不足で、年末にはとうとう手に入らなかった赤貝をスーパーで見つけ
やっとお正月料理の〆と相成りました。
山陰の正月は赤貝の煮つけが欠かせません。
そして年賀状。
いつも年が明けてからとなっていますが、
これで出来あがり。
もうすぐお手元に届けます。
【2014年】ピンクの空を駆けるうま(午・馬)の漢字の年賀状
赤貝を煮る香帰る子出迎える よし枝
今朝は地元大崎の内浜産業道路交差点に立ち、30分間訴えをしました。
(月曜は431号線クリーンセンター前交差点、火、水、木曜は内浜産業道路・大崎、金曜は中国電力米子支社前交差点です。)
時々、クラクションや手振りの応援があり、会釈をしていただくだけでも元気がでます。
今は「秘密保護法案は廃案に」「島根原発再稼働NO!」を中心に訴えています。
朝立ち後の大山が、雲をかぶって雪が降っているだろう姿で、荘厳でした。
今日、中国電力は島根原発2号機の再稼働の審査申請について、
米子市にも説明にきたそうです。
「議会ともよく相談して意見を言う」とTVで野坂市長。
しっかり市民や議会の意見を聞いてほしいと思います。
また今夕東京の秘密保護法反対の集会には一万人が集まりました。
週明けの特別委員会での票決を、安倍政権は狙っています。
雪荒ぶ雲を冠に明け大山
雨雲の渦巻く2号機冬日落つ
秘密法の冬闇破る一万の声 よし枝
新俳句人連盟鳥取支部の渡辺をさむさんが、
初句集を5月に出版され、今日はお祝いの句会。
私たち新俳句人連盟鳥取は、毎年1回総会で顔合わせをするだけで、
間で句会を持とうよ、といいながら実現しなかったものが、
をさむさんのお祝いということで集まることが出来ました。
8人が出句し、うち7人が5句づつ選句したなかで、
3人が選んだ3点句は次の3句です。
病む母の手を握り締め遠花火 をさむ
青じその手に残り香の潮むすび 千枝子
蝉時雨木陰に友の初句集 計男
俳句の批評は、好きなことを遠慮なくいいながら、
互いの理解の深まる楽しい時間です。
なお初句集出版の記念に、をさむさんのお好きな樹木の植樹を、
記念品として今日の句会一同から、贈ることにしました。
★渡辺をさむさんは水色のバンダナの背の高い男性です。
私の俳句の友であり、新俳句人連盟の先輩、
渡辺をさむ(本名・渡辺大修、正福寺前住職で樹木葬責任者)さんが第1句集を出版されました。
50歳を過ぎてから俳句を始めて10年の間の自選句。
「反戦・平和」がわが人生のテーマという、をさむさんが、
正面からテーマに取り組んだ、解りやすく大らかな句、
明るく、そして優しい句に、この表題この装丁はぴったりです。
頬をうつ木の芽の雨は非戦です
自決碑のだれも無口になる桜
メーデーの瞳に憲法の透視力
雪よ隠すなその碑津波の到達点
九条手書きの凧碧天へ雑草派(あらくさは) をさむ
★渡辺大修さんの名、秀でなく修でした。ご指摘があり謹んで訂正します。