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この声に応えたい

小早川智さんの写真をfasebookからシェアしました。

 

「私はふつうの子供産めますか?」
~福島の子どもたちからの手紙~= 小学5年生の女の子の手紙 =…
「 私はふつうの子供産めますか?」
  
何才まで生きられますか?
  
なんで私だけ転校しないといけないんですか?
  
毎日、長袖、長ズボン、マスク、帽子で、
  
とても暑い日も行っています。
  
外でも遊べません。
  
窓も去年のようには開けられません。
  
私は二学期から転校します。
  
あと七日間しか学校にいれません。
  
とっても嫌で、とっても悲しいです。
  
私の夢は、去年とまったく違います。
  
放射能を無くしてほしいです。
  
ふつうの子どもを産みたいです。
  
長生きしたいです。
  
もう、地震の国・日本に原発を無くしてほしいです。
  
お願いします、私たちを守って下さい。」  

紅葉・欅(けやき)並木

米子市内国道431号線の欅並木です。                              

今年の紅葉は、なにか一段と美しい。

朝夕寒いのに日中は汗ばむ、そんな寒暖差の激しいせいでしょうか。

あくせくしている内に移り行く四季。

残り少なくなった今年ですが、大仕事なしとげて、

よい年を迎えなくては。

 

樹木葬・正福寺

今日は知人を案内し大山町(旧名和町茶畑)の正福寺へ。                    2012_0520_174541-IMG_0765

墓石を建てる代わりに樹木を植える、樹木葬のお寺です。

墓を守る身内のない方の永代供養もして頂けるので、

数年前から注目が集まっています。

本堂の方からではなく、道から直接入る入り口には、

一段高くしつらえた花壇に「アンネの薔薇」が今咲き誇っています。

黄色からオレンジ、赤と染め分けられた花は表情が豊かです。

この「アンネの薔薇」はユダヤ人の強制収容所で亡くなったアンネ・フランクのお父さんの

オットー・フランク氏が育て、世界中の平和を願う人々の手で、

世界中に広げられました。

この「アンネの薔薇」の周囲にも眠る方たちがあります。

樹木葬のこの霊園には数名の知人が眠られており、

寄るたびに声を掛けて帰るのですが、

かつて高校時代の恩師がもうひとり、居られるのを発見。

お若かったころの顔を思い出しつつ、

ちょっと佇みました。

2012_0410_150927-IMG_0537ご無沙汰しました。                                           2012_0409_180054-IMG_0460     

京都へ、同窓会で桜見に、

その続きに大阪の妹のところへ行ってまいりました。

妹は6年前にくも膜下出血を起こして、その間に夫も亡くし、

娘と息子ふたりに守られて暮らしています。

やさしい子どもたちです。

さて、京都の桜は、すごい。堪能しました。

上から平安神宮、その下円山公園、円山の夜桜、

東大路と冷泉通りの交差点(写真撮ってる人も撮った)、平安神宮の枝垂れの枝先、

そして醍醐寺の巨木、最後の大サイズは東寺の五重塔と桜です。

 2012_0409_200908-IMG_0469                                                                    2012_0410_170230-IMG_0552         

2012_0410_144841-IMG_0522                                   2012_0410_102420-IMG_0500

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春爛漫の桜、賑わう京都で、痛ましい事件が起りました。

犠牲となられた方のご冥福を祈ります。

「暮しの手帳」の花森安治

学校図書館の司書をしていたころ、                                    2012_0319_154401-KC460177

「暮しの手帳」という年4回の季刊誌を楽しみにしていました。

美しくて温かみのある表紙、

そしてタイトルが親しみのある手書き文字の、

カットも鉛筆でちょこっと描いたよ、みたいな雑誌。

そして提案されている暮らし方の豊かさ。

その表紙が、タイトル文字が、カットが、

花森安治という大変風変わりな人の手になるものだと知ったのは随分後になってから。

(伸ばした髪をカールして、手作りのシャツ着て、割烹着つけたりする男の人、その頃いなかった。)

若い頃は料理も服装も随分影響を受けました。

その花森安治展がいま島根県立美術館で開催中。

昨日環境会議の帰りは寄る余裕がなく(慌しいのはいやで)、

今日の午後改めて行ってきました。

花森安治は戦争中に大政翼賛会の仕事をしており、

「欲しがりません勝つまでは」などの標語をつくったと言われています。

標語づくりには関わっていたのでしょうが、「欲しがり・・・」は実は小学生のつくったものとか、

いろんな話しが伝わっており、真実はどうなのか不明です。

本人はこのことに関しては一切語らなかったといいます。

戦争を進める仕事をしたことに何の言い訳も出来ないと考えたのでしょうか。

彼は「一銭五厘の旗」という本を書いて、一銭五厘の葉書で戦争に駆り出された臣民のこと、

再び戦争に駆り出されてはならないという思いを込めています。

戦後国民が自らの暮らしの主人公となり、美しい暮らし方をしたいという願いがこの雑誌にはあるように思います。

見覚えのある表紙の原画の数々。

そして編集室の様子を写したビデオや、

商品テストの写真(「○○を買いたいけど、「暮しの手帳」が商品テストしてからにするわ」などという会話がその当時はあった)

火事の実験ビデオなど、楽しみました。

花森安治は関東の人ですが、旧制松高(島根大学の前身)の出身です。

高峰秀子さんのこと

昨年のちょうど今頃、亡くなった高峰秀子さん。                                      2012_0205_220154-IMG_0227                                      

デコちゃんと呼ばれた銀幕の大スターです。

しかし私が高峰さんを知ったのは、ほとんど引退された頃。

「典子は、今」というサリドマイドの少女を描いたみずみずしい映画、

感動の涙をたくさん流した映画の監督の、

松山善三さんの奥さんで、もと大女優としてでした。

というより、その頃図書館司書だった私にとって、

高峰さんはすばらしい文章を書かれるエッセイストでした。

飾りのない、しかしウィットに富んだ的確な文章にほれ込みました。

昨年亡くなられてから、高峰さんいついて書いた本、高峰さんの著書が、

改めて、新装版となったりして、たくさん世に出ました。

それを読むのが私の楽しみのひとつです。

歌川国芳

歌川国芳(うたがわ・くによし)は江戸時代の浮世絵師です。                       2012_0119_000659-KC460159

その没後150年の記念展を、昨年末に東京で見てきました。

18日付け「しんぶん赤旗」の学問・文化欄に、

「江戸クリエーターの批判精神」というタイトルで紹介されていました。

その構図の斬新さ、風刺の利いた作風、動物を擬人化したユーモア、

楽しみましたが、あまりに人が多いのでもっとゆっくり見たくて、

めったに買わない図録を買ってかえりました。

デザインとしてずば抜けていることも確かですが、

現代人ですら新鮮な感動を覚えるその大元には、

旺盛で鋭い批判精神と、人間や動物への暖かいまなざしがあると思います。                          2012_0119_000914-KC460160

(いま日付が変わったのですが)今日19日から2月12日まで後期展。

東京ですが六本木ヒルズ・森タワー52階の森アーツ・センターギャラリーです。

もし機会あれば見て下さい。

こわ~い話、2つ

米子に帰って、早速20日境港での、吉井英勝衆議院議員の原発の話しを、2011_1119_095302-IMG_0080yoshii_face

夫の録音したボイスレコーダーで聞いた。

老朽化した原発の怖さと、それを刈羽柏崎原発の事故(新潟中越地震による)後から言い続けてきたという、

吉井さんの丁寧なお話に改めて怖さが身に沁みた。

緊急停止後の炉心溶融回避には、超高温の炉心を急速に冷やす必要があるが、

老朽化した原発では、それは「ガラスに熱湯を注ぐ」ようなものという喩えに唸ってしまう。

いつもながら丁寧で弧張のない科学的な語り口の吉井英勝さんだからリアルで怖い。

 

もうひとつ。アメリカの食糧事情を描いた映画「FOOD.INC」(フードインク)が怖い。

工業化、大企業化された畜産・養鶏の実態や、

遺伝子組み換えなどの食品による、

最大の効率化、最大利益を求めて、4つの大企業が支配するアメリカの食糧・食品。

アメリカ人の4人に一人が糖尿病。

マクドナルドのバーガーを食べて子どもがO-157で死ぬ話し。

「TPP」はこれをアメリカ影響下の国々に広げることだ。

★写真はこわくない、吉井英勝衆院議員と羽田のクリスマスツリー。

ガムランと影絵の夕べ

15日夜、とっとり花回廊で、                                            2011_0815_192132-KC460020

島根のガムランチーム、スカールサリの演奏と影絵、

そして影絵やガムランの演奏をさせてもらえるワークショップがあり、

私もわが家の3人の子どもたちと楽しんできました。

ガムランはインドネシアのジャワ島の民族楽器、

ゆったりとこころ癒される優雅な宮廷音楽です。

金管楽器と銅鑼、太鼓の組み合わせの響き合いに気持ち解されます。

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忙しかった夏の終わりの夏休みのひとときを頂きました。

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