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「市民の同意なく淀江産業廃棄物管理型処分場建設を進めないよう決議を求める陳情書」は不採択

今日13日の市民福祉常任委員会(私が所属)で、                                                                  

きれいな自然、安全な水、安心な未来を子孫に残したいと、

産業廃棄物処分場の建設に反対の署名を11,190集めて県に届け、

県や市に何度も建設中止を求めた、

「淀江産業廃棄物処分場に反対する会」の提出していた陳情は不採択とされました。

「大量生産」、「大量消費」、「大量破棄」からの転換は必要だと思うから、

と趣旨採択としたいと伊藤ひろえ委員。

岩崎、三鴨、杉谷、藤尾、稲田の6人の委員は、

「陳情には全市民への説明を、全市民の同意なしにすすめるな、というが、地元以外から口を出すのは申し訳ない」とか、

「これまで一般廃棄物処分場の運営を適正に行ってきた業者のされることだから間違いない」、

「地元にも丁寧に説明しすすめておられると思う、安全対策も万全で適切な運び方」、

「怖くて反対と言えない、と言ってる人があると言われたが、それが本当なら問題だ。しかし自分の聞いた範囲ではそんな声はない」

とかの理由を述べて、不採択を主張しました。

「いわゆる地元への迷惑料はいくら用意されているのか。(2億円という回答)それで足りるのかどうかわからないが。」

という意見もあり、「原発マネーではないが、産廃の根本問題を棚上げして金で解決するの間違いだ」と反論しました。

結果、採択を求めたのは私一人となり、委員会では不採択となりました。

陳情者が最も心配している産廃の環境への悪影響を論じることもなく、

「地元」6自治体だけでない米子の問題として、市民として考えることもなく、

さっさと出された結論に、思わず傍聴席から怒りの声が。

「地元」を尊重するかのような口ぶりで、全く他人事のような態度に、腹が立ちました。

11,190筆の重みを受け止めてほしい!!

 

原発再稼働に係る3つの陳情と秘密保護法反対の2つの陳情が審議されました

朝一番の米子市議会全員協議会で、                                              

野坂米子市長は、島根原発2号機の審査申請を容認するということを説明し、議員の質問を受けました。

私は先ず市長が議会や市民に意見を聞くことなく容認という意見を表明したことに抗議し、

福島の事故が収束どころか汚染水漏れが拡大する一方で、真の原因の究明も出来ない中で再稼働はあり得ないではないか。

規制庁自身も中国電力もこの規制基準に合致しても、苛酷事故は起ること、100%安全は保障できないという以上、

再稼働はありえない、新基準に適合しても再稼働はすべきではない。

汚泉水・地下水対策もすべてこれから検討、使用済み核燃料の処理は国が考えること、

避難計画は自治体が考えるという中国電力は無責任であり、

また市長がその状態で再稼働のための審査申請を容認して、市民の安全にどう責任をとるのか、と問いかけました。

野坂米子市長は、この度の審査は法律に決められた原発が受けるものとされている審査であり、再稼働とは別のものだと答弁。

汚染水処理など対策を求めていく、避難計画はこれから作りあげる、など容認の態度を変えませんでした。

他の議員から、市民への説明会を求める、安全協定の立地市と同等のものを求めることなど、の意見が出され、

全協のあと開いた「原子力・エネルギー問題等調査特別委員会」で、

この2点(説明会、立地市同等の安全協定)について、

市長の審査申請容認の回答に付け加えることを、委員会として求めることを決めました。

そして「島根原発の「新規制基準適合性審査」申請内容に関する情報公開と市民説明会開催を求める陳情」は採択すべきもの、

「原子炉の再稼働に反対し。原子力に頼らないエネルギー政策への転換を求める陳情」、

「島根原発の再稼働に対する慎重な判断を求める陳情」の2件は、

継続審議とし、休会中に委員会を開き、丁寧で十分な審議、論点整理をすることとなりました。

いずれの陳情も票決が5:5となったため、伊藤ひろえ委員長が委員会の意見を決定しました。

午後の「総務企画常任委員会」では、

秘密保護法に反対し意見書を国にあげて下さい、という陳情が2件、

秘密保護法が成立する前に提出されていたのですが、

趣旨採択とし意見書をあげるとう委員会決定をしました。

明日は、午後1時の私が所属する「市民福祉常任委員会」で、

「市民の同意なく淀江産業廃棄物管理型処分施設を進めないよう決議を求める陳情書」が審議されます。

採択すべき、という結論をえるために、11,190筆の署名の思いを伝えるため、頑張ります。

 

島根原発2号機再稼働の審査申請についてー12日9時から米子市議会で全協、特別委員会

12日9時から開く緊急の全員協議会で、島根原発2号機再稼働のための審査申請について議員の意見を聞き、

その後、原視力発電・エネルギー等調査特別委員会で審議、再稼働反対の陳情3件も審議することになりました。

こんなに急ぐのは12日16時からの、鳥取島根両県知事らとのTV会談で意見交換し、

13日に鳥取県にたいし意見を文書回答するためといいます。

私は一般質問で、本来なら住民投票でもしなければならないような重大な問題、

住民にたいする中国電力の説明会を求め、住民の意見をよく聞いてから回答するように、市長に求めました。

急いで中電の意のままに返事をしようとしていることに怒っています。

全協とその後の特別委員会は、どちらも傍聴できます。どうぞ、傍聴に来てください。

秘密保護法の成立に抗議する集会

12月9日(月)の お昼の集会とデモです。

12 時30分 駅前文化ホール前広場集合。

12時55分からデモ行進。9号線角の商工会議所まえポケットパークまで。

集会部分、また集会の頭だけ、デモ行進だけ、デモ途中から参加、いづれもO.Kです!!

抗議の声をあげ、秘密保護法を施行をさせない闘いを、

ご一緒に、スタートしましょう。

また政治の流れが変わったのではないかしら

日付が変わる前に、「秘密保護法」は成立させられました。

でも虚しくない。

なんだか勇気が湧いてくる。

施行させてなるものか、と。

国会にデモに出かけた全国の仲間も、なんだか元気に、

明るく帰っていく様子がTVに映し出されました。

「秘密保護法」と安倍内閣と、それに連なる人々には、退場して頂くしかありません。

一般質問三日目ー松本松子議員の「産廃処分場反対」の質問に、傍聴席から拍手!

淀江町小波の産廃処分場問題を取り上げた松本松子さんの質問があり

地元から傍聴者が6人。

水や空気が汚れる、子孫にいい環境を残したい、市長は市民の声を聞けと、

市長に熱く迫った松本松子議員の質問が終わると、

傍聴席から力の籠った拍手、いっせいに。

この1年、地元の署名活動などを通して、

地元のみなさんの辛い思い、切望を聞いてきたことが松本議員の質問の力です。

市長はしかし、県に丁寧に説明をして貰う、ご理解いただく、の一点張り。

(昨日の私の島根原発2号機再稼働にきっぱり反対を、という質問にも、

世界で最もすすんだ「新規制基準」で審査していただく、

その結果で県や境港と協議するというばかり。)

こんな態度が安倍内閣のような傲慢で独裁的な政権を生むのだと思いました。

国会は「秘密保護法」をめぐって審議がまだ続き、国会へはデモの長い列。

日比谷公園を出発出来ず、じりじりしている人も。

廃案に!その一点で力合わせましょう。

 

 

12月議会初日ー中国電力が全協に島根2号機の再稼働のための審査申請の説明

議会開会日。議会は直ぐ終了し、お昼を挟んで全員協議会を2回。                

(午前は南北一体化事業に取り組むことにしたという市当局の説明、

午後は中国電力の島根2号機再稼働審査申請野説明。)

その後は質問の聞き取りが3つの課からあって、帰途に就いたのは4時半も回った頃。

初日からなかなかハードでした。

南北一体化に取り組まねばならないという主体的な街づくりの観点は感じられず、

駅周辺の、南側の交通事情がよくなることは良いですが、

南側の開発や企業誘致、商業地域として大きな資本を呼んでこようという発想には賛成できません。

米子の活性化のためならば、地元の産業や業者の支援に力を入れるべきと思います。

中国電力の審査請求の説明については、聞いても安心を得られないことだらけです。

新基準に適合するようにシビアアクシデントが起ることを想定したものと言い、

「いろんな事故シーケンスを想定し、これらの重大事故対策は有効であると確認した」といいながら、

よく聞けば、100%の安全は保証出来ないという。

格納容器の破損などが起った場合、放射能の拡散を防ぐために放水砲でプルームをうち落とすというのが、最終的な対策となっていますが、

叩き落とした汚染水や、配管が壊れて漏れ出した汚泉水の対策はどうする、

福島のように地下水の問題はどうする、と聞くと、

これらの対策は、全てこれからの検討ですといいます。

使用済み核燃料はどうする、と聞けば、国が今検討中だと国任せ。

シビアアクシデントは起りうるから100%の安全はないのだと言いつつ、

新基準に求められていないことには目をふさいでいる。

汚染水対策などは、もし仮に起った時の最後の最期の問題だから、と棚上げにする。

これはやはり「安全神話」ではないでしょうか。

中電の体質は変わっていない、福島の事故を経てもなお、

安全より企業利益優先であると感じました。

★写真はfacebookから頂いてきました。紅葉と雪の大山です。

 

 

 

その対策で

 

鳥取まで出かけましたー「第9回鳥取県原子力防災専門家会議」

県表題の専門家会議があると昨日知り、県庁まで、JRの「快速とっとりライナー」に乗って往復しました。

8人の専門家は大学の先生と医療関係者でしたが、そのうち3人も欠席されていたのは残念でした。

中国電力の島根2号機の再稼働審査申請の内容の説明に会議のメンバーが質問されるという進行です。

写真の左側が中国電力の8人、右側が専門家会議の委員7人(その後ろは鳥取県関連課)、

手前は米子市、境港市などのオブザーバー参加者です。

穏やかに静かに質問がつづきましたが、たくさんの疑問が出されました。

一般傍聴席は、報道席を隔てて、かなり後ろで聞き取りにくかったのですが、いくつか拾って書いておきます。(○委員、●中電)

○委員「異常気象だが低温、豪雨、豪雪、台風に耐えられるか」←●中電「地震、津波、地滑りには備えた」

○竜巻の評価は69mで大丈夫か。頻度が上がっている。基準を引き上げる必要がないか。(返事なし)

○汚染水対策は←●原子炉施設に水を近づけないことだ。汚染水、地下水、対策はすべてこれから。地下水は把握している。

○先に対策をかんがえないのか。←●十分検討する。

○放水砲でうち落とした汚染水はどうする←●もし万一そういう事故が起きたらという最期の最期の手段。フラップゲートを閉めて溜めこんで処理する。

○フィルターベントの性能管理はどうするか←●目視で管理する。ノズルも金属フィルターも劣化するものではない。ヨーロッパの実績あり、大きく劣化していない

←○ダストは?←●圧力制御室の水をくぐって来るから、異物は問題ない。←○ドライウエイはないのか。←●ドライウエイもある。

○ハードは分かったが、ソフトもー今後いかにして維持管理するのか、今後維持防災の説明が欲しい。

次の第10回専門家会議は、「規制庁の結果を受け、われわれの意見もまとめる」として閉会しました。

下の写真は鳥取駅近くの歩道にある長椅子。バス停にも幅を取らない腰をちょっと乗っける長椅子が設置されており、高齢者に優しい配慮と感じました。

 

 

 

 

 

初雪でしたー今日一般質問の通告だしました

市役所前国道9号線の交差点です。

初雪が地上にもふりました。

今日の正午が一般質問の通告の締め切り。

今回、12月議会では24人の人が質問します。

この何回かは17~20人位が多かったんです。

毎回質問する議員は実は多くないんです。

「来年の選挙睨みですかな、有権者の目を意識して。」という声もあり。

私は原発ゼロへ、とくに島根原発2号機再稼働に反対し、

社会保障の切り崩しに繋がるプログラム法案に反対して、

生活保護と介護保険の改悪と市民生活への影響を問う質問です。

いま中国電力が島根原発2号機の再稼働の審査申請をしようと言う時ですが、

原発についての質問をするのは3人です。

そんなことでいいのでしょうか!