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原発ゼロへー7.2緊急行動

東京・明治公園で開かれた、                                                           2011_0702_111247-CA390250

原発ゼロへ7.2緊急行動に参加してきました。

10時台から集まる人々はメイン集会の始まるまえから各テントで熱く交流し、

次々集まる人々は公園の周りの歩道にもはみ出しました。

集会後の行進で、

「原発はいらない!」「放射能はいらない!」のフレーズを、

参加者たちは沿道の人々に呼びかけるように訴え、                             2011_0702_132315-CA390257

賑やかに原宿の沿道をいく若者も行進をみつめ返しました。

★写真は上から①放射能について語り合う新婦人のテント②志位共産党委員長の話しを聞く聴衆、③会場外へ溢れた人々④代々木までの行進

 

 

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C2配備の説明会in崎津

美保基地に防衛庁が配備を計画している

C2という大型輸送機につての説明会がありました。

もう古くなって廃機するC1ジェット機の代わりに

新しく開発し試験運転に入っているC2を、

25~27年度の間に2機配備するというものです。

私たち日本共産党は反対です。

美保基地は2年前から米軍の使用する基地となっており、

滑走路も延長して、積載量も航続距離も4倍のC2を、

国際的な働きを拡大するためのC2を配備することは

アメリカのやってる戦争に、今も物資を輸送するという形で加担させられている日本の

さらなるアメリカへの軍事協力を拡大することに繋がるのではないかと考えられるからです。

「アメリカのいうとおりに軍事協力を拡大するのだろう。物資を戦場に運ばないと約束できるのか。」

という会場からの声に、同じ会場からの声で、

「今日の説明は騒音のことだけだがな」という声もでましたが、

「答えられんわな。それが答えだ。」という声もあり、

ちょっと、ざわめきました。

「騒音の問題をいくら基地対策委員会で言ってもなんの返答もないではないか。」

「エンジン整備の轟音は腹に堪える。」とか、

「いくらC2が静音性を高めていると言っても、データが出せないではないか。

大きくなって静かになるとは信じられん。音のデータ示してからもう一度説明会を開け。」

この声もあり、「今岐阜基地で試験を繰り返しているC2を見に行っていただく、または、

C2を美保基地に飛来させることを検討します。」と防衛庁の説明者。

発言しなくても熱心にメモをとっている人などもありありました。

50~60名程の参加でした。

Google検索 >> c2 輸送機

3.11から3カ月

11日は東日本大震災からちょうど3カ月。                                            IMG_1351

日本共産党は全国一斉に、救援募金や「原発ゼロへの署名」の行動をしました。

急遽決めたために少人数の取り組みとなりましたが、

それでも立ち止まって署名をして下さる方は多く手応えあり。

「電力の供給が心配」と言われた方に、

「そこらじゅうにある自動販売機の使う電力が原発3基分、

コンビニなどの24時間営業はやめて0時までとかして、

一番多く電力を消費している大企業には、

今安心のため始めた会社も増えている自家発電してもらって・・・」

などと話すと「わかりやすい」と署名に応じてもらえました。

行動しつつ、対話しつつ、世論づくりを。

★えるもーる街の私です。向こうに岡村市議が署名を受けているのが見える。

明日から6月議会です

あすから6月議会が始まります。                                       2011_0507_170927-PAP_0228

私たち日本共産党米子市議団の3人は3人とも、一般質問3日目。

私が14番でおそらく午前の最後か午後1、岡村さんが15番、

16番に野坂道明議員が入って、17番が松本松子さんです。

質問内容は、私が原発、国民健康保険、生活保護。

松本さんは保育園民営化、市営住宅、介護保険、住宅リホーム助成制度。

岡村さんが、美保基地のC2配備、防災問題、学校教育(就学援助、中学校給食、新指導要領)です。

多数傍聴にお出かけ下さい。

来てみると議会のこと、どんな市長で、どんな役所かよくわかる、これが3月議会傍聴者の感想でした。

★写真は樹木葬・正福寺の、もっこう薔薇

憲法違反の橋下府政

「君が代」起立強制条例を3日夜に強行可決した大阪府議会は、

続けて「府議会定数削減条例」を強行成立させました。

まともな審議もせずに数で押し切るそのやり方は、きわめて非民主的です。

恥じることもなくやってのけるのが、恥ずかしい。

日本の人権意識はこうまで薄いのかと。同時代に生きている者として。

「大阪のこと」ではすみません。

先生の思想・良心の自由がない学校で、どうして自分の頭と心で考える子どもが育つでしょう。

 

私は昨年地域の小・中学校の卒業式、入学式に招かれ、

「君が代」斉唱で座ったところ、今年はお招きがありませんでした。

卒業式をかき乱すつもりはないのです。

「失礼ではないですか」とご忠告を下さった方もありました。

しかし天皇を讃え、主権在民と相いれない「君が代」を、

「天皇の赤子として天皇のために死ぬ」という思想を教えた「君が代」を、Jellyfish

私の国歌とは考えられない。強制されるのは困ります。

子どもたちには自分で考え選ぶ力を育ててほしい。

対岸の火事などではありません。

ボランティアより政治を変えてくれ

今日は党内の会議があって、

そこで東日本大震災の復興ボランティアから帰ったふたりの話を聞いた。

「東日本の話は話せば長くなるが・・・」と話し始めた人は、

「共産党にはボランティアに来るより政治を変えてほしい」と現地の人に頼まれたと言われた。

昨日の管首相の不信任案をめぐる民主党の茶番劇を、

「そんなことをしている場合じゃない。党利党略しかないのか。」と厳しい顔をしてTVを見ていた被災地の人々。

またもうひとりボランティアの若い人は、

「鳥取市庁舎新築やめて数十億円浮いても、それくらいじゃ東日本の2009_1115_153754-CA390023復興は出来ない」という市長を批判。

「東日本復興のためには、それぞれが自分の持ち場で最善をつくすこと。税金を使うのに少しの無駄も許さないこと。」

「やっぱり自分の地元から政治をかえなくてはいけないのだと思った。」

東日本大震災の後の政治が変わることを切実に求める新しい情勢というものを、

このふたりの発言の中に見た。

日本の貧困論は薄い

昨日の市町村研修会分科会、「貧困化と社会保障政策」の講師は、                     2011_0524_091324-PAP_0218

尾藤廣喜(びとう・ひろき)弁護士(京都・鴨川事務所)で、

全国生活保護問題対策全国会議代表幹事で、

大学卒業後数年厚生省で生活保護を担当しておられたことのある方。

生活保護を中心に、これから社会保障をどうするのかを語られました。

貧困率からみた日本として

OECD発表の2009年の子どもの貧困率は14.2%、ひとり親世帯では50%台。

ふたり親でふたり働いても貧困率が解消しないのは日本とトルコだけ。

しかも日本はOECD諸国中唯一、税制や施策による所得の再分配後に貧困率が悪化しています。

日本は社会的費用(医療、教育、雇用保険、年金など)の国・自治体の負担少なく、個人負担が多い。

みせかけの収入が貧困を隠している。生活が苦しいと思いつつも貧困とは認識しない。

「一週間に一度も外食していないから」「一か月に一度も旅行していないから」私は貧しいと意識する、

ヨーロッパの国々の人たちと比べ、貧困論がうすい。

そして社会保障もうすい。最後のセーフティネット、生活保護も薄くて穴だらけ。

何事かあれば一気に滑り落ちる「滑り台社会」。

もっと雇用保障や年金制度、医療保険の改善などにより、多重的多層的な保障が必要。

ひとつひとつの事例を大切に制度を最大活用しつつ前進させること、

それとともに社会保障の理念を深め発展させることが重要と語られました。

「その社会の質は、もっとも弱き人がどう取り扱われるかによって決定される」(アンティエ・フォルマー前ドイツ連邦議会副議長)

貧困は私たちの社会の質の問題、どんな社会に向かっていくのかという問題です。

市町村議員研修会in大阪

2011_0523_133727-PAP_0219自治体研究社主催の市町村議員研修会が、                                 

大阪市で開かれ参加しました。

22日に先行して開かれたシンポジウム(議会改革について)参加の岡村英治議員と、

きれいにすれ違い参加でした。

23日が全体会で「議会改革」と「東日本大震災からの復興」の問題。

そして今日24日は、「社会保障」の分科会に参加しました。

社会保障の削減を続ける国の政策のもと、

国保も、生活保護も、セイフティネットどころか住民を切り捨てる役目をしていると、

この実態や国民の願いと全く違う方向へ進む「社会保障」、

どう議会の内外で取り組めばいいのだという私の思いに応えてくれる内容でした。

くわしくは、また明日。

原発問題を考える集い

原発問題の第一人者、日本共産党の吉井英勝衆議院議員を迎え、2011_0522_133808-PAP_0222

原発から20キロ圏内にある唯一の県庁所在地、松江市で、

「原発問題を考える集い」が5月22日(日)午後開かれました。

吉井衆院議員は、京大の原子核工学科卒で、

原子力の平和利用の技術者として働いたことのある方。

科学理論でも技術者としても、もちろん政策でも話せる、文字通り第一人者です。

福島原発事故は、地震や津波により起る危険に目をつぶって原子力行政を進めたこと、

そして危機打開のためのベント(原子炉内の圧力を下げるための措置)、海水注入の遅れなど、

初動の管首相の判断のおくれとの、二重の人災であること。

原発は開けて見ることが出来ないブラックボックスだから、

情報が開示されなければ収束への道筋も立てられないこと。

安全性の確保のためにも正しい情報を公開すべき。

そしてもっと細かな情報を捉えられるモニタリング・ポストをたくさん設けるべき。

また活断層があったり地震の予想されるところに原発を造っているのは日本だけであること、などなど、

あっと言う間の3時間でした。

島根原発に関する問題は尾村島根県議が県議会での質問を中心に話されました。

富田八幡宮(とだはちまんぐう)

今日は県境近くに用事がありましたが、思いのほか早く終わり、                       2011_0513_121121-PAP_0215

良い天気に誘われて、安来市広瀬町まで足を伸ばしました。

富田城と飯梨川(富田川)を挟んだ対岸にある富田八幡宮に行って見ました。

もともと月山山頂にあったものを、1100年代の月山築城の時に遷したという由緒ある神社ですが、

やや忘れられかけた存在となって、草がのびのびと繁っていました。

でも雰囲気があるでしょう。          2011_0513_121458-PAP_0212

長い石段を上って門をくぐると、老松・古杉のうっそうと茂る細長い参道がまた続き、まるで別世界です。