今日「建国記念の日」を考える集いが、淀江「さなめホール」で開かれました。

 

 

  

鳥取県西部革新懇と日本基督教団鳥取県西部が共催で行うようになって今年3年目。

今日の講演は、中部9条の会代表世話人の高多彬臣さん。

牧師で、もと高等学校長、県立図書館長で、日仏友好協会の役員という、この高多さんのお話は、

「憲法9条の思想的原点ー福音書の精神と非戦平和への道」と題された、ロマン・ロランやヘルマン・ヘッセ、「チボー家の人々」も出てくる、いつもの憲法論議とは違った角度からのお話でした。

「沖縄の本土復帰は日本国憲法への復帰だった。」（う～ん、そうか。）

「汝の隣人を愛せよ」という時、「隣人」とはこちらが進んで誰かの隣人となるために行動をおこすこと。（ああ、そうなのか。）

「100年前オバマ大統領の存在は考えられなかった。世界はひとつの絆を結ぶ方向進んでいる。」（共産党の、平和外交の考え方と似てるな。）　

「アメリカの9.11の遺族に報復ではなく和解を求めるグループが出来た。イラクやアフンにも。非武装が非現実的だなどど、どうして言えようか。」（そう、そのとおり。）

科学的社会主義の言葉や考え方とは、また違うけれど、ともに日本国憲法を生かし平和な世界を求めていく上でしっかり絆を結ぼうと思いました。

　下は「絆」を歌うゴスペル・オーブ（オープニング）

2議席獲得の境港市の定岡・松尾両市議と、

米子の岡村・松本そして私、石橋の3市議、合わせて5名が、

このたびの2人当選のお祝いと、

それぞれ3月議会でどう取り組んで、何頑張るのか、また

次は米子の市議選だぞ、と嬉しい中にも気持ち引き締まる交換会、

（昼食会でしたが）をしました。

その後、２．３の用を足しに街へ。

ご贔屓の喫茶店のチャイで、

ほっと。シナモン棒ですよ。

小枝のようなもの。

松尾さん

夜更け伸び悩む松尾好行さんの票をみつめて、はらはら。

けれどじわ～と増えて、12位定岡敏行933票、

13位松尾好行901票と並んで当選。

今回も日本共産党に初めて投票して下さった人が数百人ある。

「共産党の時代だなあ」と、私が初質問した米子の6月議会のあの日、

保守系の先輩議員が大きな声で言ってたが、

ほんとに空気が変わってきているのを感じる。

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　定岡さん

 

選挙本番にアナウンサーで何度かお伴した松尾さんの本番写真、

そして選挙突入の直前にやはり私の撮った定岡さんの写真、

晴れて載せておきます。

 

 

 

 

 

米子は今日2月臨時議会。

国の緊急経済回復の交付金が、４億５千万円降りて、

これまで予算が組めず取りかかれなかった、

学校の老朽化した外壁の改修や、市営住宅の改修費（40戸相当）など、

地元の小さな業者さんの仕事が出来ました。

昨日は節分、帰宅すると巻き寿司巻いてる最中。

何年ぶりかな。遠足や行事にも、近年つくっていない。

今年の恵方は西南西というので、そちらをむいていただいた。

この週末天気予報は雪マークが並び、厳冬の境港市議大詰めとなったが、

春は、もうそこに。

 

　　　　演説は路地抜け空へ春立つ日　　　　　　よし枝　　

 

境港市議選の告示された昨日は、一日候補者カーのアナウンサーを務めました。

境港はこれまで8年間現職がひとりで頑張ってきましたが、

2議席確保で議案提案権を取り、中学校卒業までの医療費の無料化や、中学校給食の早期実施など、

暮らしを切実な政策で境港市政を変えようと、

２年前の補欠選挙で惜しくも届かなかった新人と現職の2候補を立てました。

雨は降りそうで降らずに、

しかし厳しく冷え込んだ一日でしたが、外江のコーナン前など、

通りすがりの車や、買い物客から、盛んな声援が寄せられ、期待の大きさを感じました。

写真は境水道のイカ釣り漁船、かってこの新人候補が漁業機器の販売・修理の仕事をしておられた時に取り付けたイカ釣りの集魚灯です。

この船の前で、漁師さんとともに港に生きてきた思いを込めて、新人候補は訴えられました。

昨夜、「米子市保育所在り方検討会」が開かれました。

構造改革の方針に従い、財政健全化プランの一環として、保育所の民営化をうち出している米子市ですが、民営化に不安をぬぐえない市民の声に押されて、民営化と米子市の保育の在り方を問うためにと設置された、この「検討会」です。

しかし、その論議は保育の質やあるべき姿を深めるものには、なかなかなりませんでした。

しかし、この問題に関心を寄せる団体、「こどもの人権広場」や、「私たちの願う保育所と民営化を考える会」の働きかけや、

ここ3，4回急激に増えた傍聴者（とくに保育に携わる方たち保育士・園長ら）に見守られ、少しづつ内容が変化してきています。

昨夜はこの時点での民営化に対する各委員の考えを述べあうという会として準備がされ、ほとんどの委員が意見書をまとめてこられました。

「財政的理由を理解できる。負担を未来に先延ばしにしてはいけない。」

「先の先のことを考えるのも大切だが、今すぐ今の子どものためにこの保育園の置かれたひどい条件をよくしてほしい。そのために民営化へ一歩踏み出すのはあり、と考える」

と、民営化に踏み出してもいいのではないか、という意見もあるなかで、

「市は保育の質をよくするために民営化を、というが、今の米子の保育園の状況は、公・私ともに困難を抱えている。とくに私立の条件が悪い。保育士の待遇に大きな差がある。民営化で質がよくなるとは考えがたい。市の財政負担も当面増えるというし、将来にわたってもどうなのかもわからない。民営化には反対」

「保育士養成に携わる立場からは意見はいえないが、個人的には民営化反対。保育士の待遇が明らかに違う。公私で差がある待遇の改善がまず、第一。公立では延長保育、休日保育など柔軟な対応が出来ないというが、今は公立も変わっていくべき時。市議会での松本松子市議の質問に対する市長の答弁を読んだ。民営化の理由は財政に限りがあるから、としか答えていないのが、残念。もし、民営化にすすむのなら、市民が見守って意見のいえる状況をつくるべき。」

「民営化に賛成する理由も、反対する根拠も持ちえない。民営化も一つの方法かもしれない。しかし保育所の現状をみるとその改善の検討が必要とおもう。しかし米子市は民営化の方向ばかり見ている。解決策が何も示されない。この保育所の現状をどう打破するかを真剣に考えてほしい。」

「金がないから民営化する、とはとんでもない。全国的にみると、土曜の午後保育などは公も当然のこととしてやっている。」

などなど、真剣に語られました。

米子市がこれをどうまとめようというのか。

保育に携わる人、保護者、市民とともに注視したいと思います。

鳥取市鹿野の「鳥の劇場」へ、昨日日が暮れかけてから、

ベルトルト・ブレヒト作「母アンナの子連れ従軍記」を観に行きました。

以前は「肝っ玉おっかあとその子どもたち」と訳され、いくつもの劇団に何度も上演された作品の、

谷川道子氏新訳です。上演されるのも初。

第二次大戦中に、18世紀の30年戦争を背景に書かれた作品ですが、

現代の私たちに現代の戦争を突き付けるものとなっています。

31日日曜までやってます。金曜は夜7時30分から、土日は昼です。いける方は、ぜひ。

入場2000円。（予約の場合）ウェブサイト:www.birdtheatre.org

境港市議選などで忙しくしている人、ごめんなさい。

「鳥の劇場」ホワイエ。開演までと幕間休憩に

観客はここでコーヒーなどを飲んだりします。

元保育園の建物で、ちっちゃな椅子が。