「中海意見交換会」が「ふれあいの里」で開かれました。
鳥取県生活環境部、水・大気環境課が、第5 期中海湖沼水質保全計画の策定に向け
て、県民の意見を反映させたいと開いたものです。
会場は30人を越える人で埋まりました。
1期から4期までの、おもに底泥(ヘドロ)の浚渫(しゅんせつ)を中心にした水質保全の
取り組みの結果は、大幅な水質改善は達成出来ず、一段進んだ対策が必要、
これまで以上に県民の理解・協力を得るために以下2点について意見を聞きたい、
とのこと。
①長期ビジョン(2,30年後の中海の望ましい姿)とそのキャッチフレーズ
②第5期計画で取り組むべき水質保全政策(自分が取り組みたいこと、行政にもとめ
ること)
会場からは、
「泳げる中海に、魚の獲れる中海にが願いです。」
「干拓窪地の埋め戻しと堤防開削なしに、大幅改善あり得ない。」
「多くの米子市民は両堤防の開削をのぞんでいる。しかし、森山堤防の開削の結果をみて大海崎堤防の開削いかんを考えるという話しになっている。森山堤防60メートル開削したその調査結果を公表して。」
「たった60メートルではなく、海水の入って来る境水道と同じ幅150メートルを開削すべきだ。」
「浚渫汚泥の水中エアレーション(?ヘドロを打ち砕く、熔解、撹拌することのようです。)など、積極的な試みを。」
「米子市民は今でも水質保全、中海をきれいにする活動に熱心に参加している。県民参加を促すためのキャッチフレーズより、県側のどうしたい、そのためにこうしましょうという提起が先ではないか。」
などなど積極的な意見続出。
豊かな中海の再生は、米子を始め中海の周りに暮らす私たちの主要な環境問題です。
この第5期水質保全計画にむけての県民の意見募集は、6月30日締め切り
郵送、FAX,Eメールで、下記宛先まで。
鳥取県西部総合事務所生活環境局環境・循環推進課 または、
米子市役所環境政策課、境港市環境防災課 まで。
たくさんの声を届けましょう。
●これは大海崎堤防の端、松江市側につながる架橋です。