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議長選に勝って

書き込みを怠ってごめんなさい。                               2012_0623_170043-IMG_0808

議長選挙の攻防に、中海問題の特別委員会の存続、

そしてがれき受け入れに反対する陳情のこと、議員定数4削減などが絡み、

最終日にもつれ込んだ6月議会は29日夜7時を回ってからおわりました。

議会運営について話合い協力出来る松井議長・藤尾副議長の当選は嬉しいことでした。(中海の委員会は存続、瓦礫の陳情は継続、議員定数4削減は決議されました。)

いろんな思惑や駆け引きもあったようですが、

共産党が独自候補を立てずに公開質問状を候補者に出して、協力出来る相手を選んだことが、この結果に一役買っています。

最大会派と第2会派が同数の7名なり、拮抗した勢力を持つことは、

最大会派と公明党が数で押し切ることの多かったこれまでと違い、

これからの議会の活性化にとてもいいことだと思います。

 

このあと、私は知人の葬儀があり、30日の夜までぎっしり。

書いていない間もblogにお寄り下さった皆さん、ありがとうございました。

定数削減先にありき

今日の『議員定数・議会改革等調査特別委員会』で、2010_0629_160155-CA390393

定数削減反対の3つの陳情が、趣旨採択と不採択が4:4で拮抗する中で、

遠藤通委員長の裁量で不採択とされ、

その後の委員会での採決で、

定数4削減に賛成と反対が4:4とまた拮抗する中、

再び遠藤通委員長の裁量で定数削減4が決定されました。

(定数4削減に賛成は笠谷、渡辺、野坂、尾沢、反対は岡村、門脇、伊藤、矢倉)

これにより議会最終日に本会議で採決されますが、

「この委員会は最初から定数削減先にありきだった」とは、

いみじくも定数2削減という会派の主張を捨てて4削減に歩み寄った公明党議員の発言です。

何が何でも定数削減という暴挙です。

議会という最も民主主義が徹底されるべきところ、

少数者の意見が大事にされねばならないところで、

反対・賛成の数が拮抗する中での委員長の押切は許されるものではありません。

最終日は『中海問題等特別委員会』を廃止するか否かの議決もあり、

まさに米子市議会のあり方の問われる日です。

「消費税増税によらない道があります」

民主党、自民党、公明党の3党が数日間の「調整」で、                               2012_0524_125642-IMG_0781

「税と社会保障の一体改革」、つまり消費税増税で合意をしました。

その結果、民主党は政権交代の時の選挙公約に掲げていた公約の最後のふたつ、

「高齢者医療制度の廃止」と「最低保障年金をつくる」を投げ捨てました。

これで民主党の公約はあとかたもなくなりました。

今日、日本共産党の美保後援会は7人で富益団地の家々に、

消費税増税に寄らない経済再生と社会保障の道を語る「提言」パンフレットを配りました。

私は団地内7か所で、この「提言」の内容を紹介し、ぜひお読みくださいと訴えました。

「中海」の特別委員会が危機です

中海淡水化と干陸は中止になり、中浦水門も撤去され、CA390021

昨年3月末に事業は終了したとして農水省は引き上げました。

しかし干陸のために作られた森山・大海崎の二つの堤防は残り、水流を阻んでいます。

森山堤は60m開削されましたが、後二つの堤防の開削をし、

中海に反時計回りの水流を取り戻さねば、

水質・治水の両面で中海の再生はないというのが、

米子市と米子市議会が決議を重ね、国や県にも要請してきた内容です。

市議会に「中海問題等調査特別委員会」を設置し、住民団体などとも連携しあって、

中海官吏区淡水化中止を勝ち取り、さて2堤防の開削を、というのが今です。

中海問題はもう解決したという流れのなかで、米子市の取り組みに力のいる時です。

それなのに「中海問題等調査特別委員会」を終了しようというのです。

今議会の最終日6月29日、廃止か否かが議決されます。

放射能を直視せよ

昨日の私の原発・震災がれきの一般質問に対し米子市は、                            2012_0524_125650-IMG_0782

相変わらず原発に対する態度、島根原発再稼働の問題も、

『国において検討された結果を待って』と国にお任せの態度。

震災がれきの放射能の問題についても、

政府のいってる8000ベクレルで本当に大丈夫なのか、

『先進地では厳しいガイドラインを持っている、真剣に検討しなければならない』

と言っていたのはどうしたのだ、と追及しましたが、

受け入れが具体的にきまったら検討すると、

放射能について市の独自見解は言わずにすまそうという態度でした。

仮に米子があげた手を下して、受け入れがなかったとしても、

これは島根原発再稼働への問題と繋がります。

国の原子力行政に対しても、ただ国の意向を待つ態度。

市民の安全・環境の問題を国にまる投げするものです。

大飯町の町長は大飯原発再稼働に同意する意向を表明されたようですが、

こんな時地方自治体の長には大変な重圧がかかるのでしょうね。

後押ししている住民の力は届かないのか。

昨日のもうひとつの質問で、

米子市が暴力団排除条例の運用で、

米子市の文化ホールなどの施設を利用する文化団体などに

役員名簿兼警察への照会承諾書を求めていた点については、

見直しをするとの答弁でした。

災害瓦礫の放射能

いよいよ明日、わたしは質問に立ちます。                                               2012_0524_125445-IMG_0779

朝一のトップバッター。

この6月議会、災害瓦礫の受け入れ問題が論議の焦点です。

8人の議員が災害瓦礫を取り上げ、私が5人目。

線量が低くても放射能を浴びている瓦礫を受け入れていいのか、

というところが問題なんですが、

放射能に対しては、市当局は環境省の言い分を繰り返すばかりで、

はっきりした見解を示さないところが、やはり不安。

一般の廃棄物とともに焼却し、一般廃棄物の処理場に入れようという災害廃棄物は、

放射線量について厳しい基準がなくてはならない、と思います。

受け入れについては再考せよと言わねばならないでしょう。

あとの質問は暴力団排除条例と介護保険です。

どうぞ、お出かけください。

後援会は楽しー中国ブロック党と後援会との集い

2012_0609_141044-IMG_07949日は岡山で行われた党と後援会の集いに、                                         2012_0609_140947-IMG_0791

足川晴雄米子市後援会長と参加しました。

岡山、広島では後援会活動が盛んです。

後援会ニュースを発行し続け、ニュース読者を増やしつづけ、

「引っ越してもニュースは届けてくれんか」と言われた広島中区後援会。

春・秋のバスレク、暮れの正月用品バザー(これでレクの費用などを稼ぐ)と楽しみながら、

共産党がメジャーな地域づくり。

また後援会は学習とお楽しみの2本立て、と、                                                                   

地域の多彩な人材に活躍してもらい多方面のにわたる講演会を重ねている後援会。

拡大に歩いて新聞取って貰えなくても、無料の講演会ニュースは読んでもらえる、と                                             2012_0609_150012-IMG_0803

50人の読者の小さな後援会が1000人を超えるニュース読者を持つ話。

最後に高村広島県後援会長の、

後援会ニュース読者が増えれば、政治目標も引き上げられる、

今こそ後援会を大きくする時という言葉。

ふ~ん、と深く納得。

美保後援会も開店休業している場合ではない。

★写真は上から、後援会活動を語る参加者、挨拶に立ったあと熱心に聞く石村とも子衆院比例候補、

国会議員を持つ意味を、BSEや中海干拓中止の国会論戦と住民運動の連携など実例を挙げ、

こころ込めて語る中林元衆院議員。

暴走、橋下「維新」(ハシズム)

「暴走、橋下『維新』(ハシズム)のめざすもの」という講演が、

鳥取県憲法会議の主催の、憲法の現在と未来を考える集いでありました。                  2012_0602_140607-IMG_0786

講師は元鳥取短大助教授の浜田章作氏です。

ハシズムの本質は、権力者がなんでも勝手に出来る国をつくることだ、と、

数々の文献からの資料をもとに話され、

我が国の憲法は権力者が国民の人権を侵害しないよう、

権力者に守らせるものであり、独裁を認めないと話されました。

講演後の会場での討論の始めに、もと境港市職員の方が、

橋下市長が「市職員は市民の上に立つものだ」と訓示したこと、                                         2012_0602_142346-IMG_0790

刺青をしている大阪市職員(3万人はいるであろう職員のうちの百数名)を敵にし攻撃し                                               

上(市長)の意向に従い市民を上から見下ろす職員を作ろうとしている、と述べられました。

またある教師は、君が代が国歌となってから、勤務外の校地外でのビラ配りしか、

君が代の強制に反対の意思がしめせないこと。

またそれにも地方紙が悪いことをしているような報道記事を書いたこと。

また教師の評価を鳥取県は全国に先駆けてやっており、

それによって現場を外され研修させられたり、勤勉手当が査定されていることなど、

教育現場の実態をはなされました。

憲法を変えようとする動き、そして人権を侵すような動きに対し、機敏な闘いが必要です。

★写真は、上が、憲法会議代表での縄司法書士の挨拶、下が浜田章作氏です。

樹木葬・正福寺

今日は知人を案内し大山町(旧名和町茶畑)の正福寺へ。                    2012_0520_174541-IMG_0765

墓石を建てる代わりに樹木を植える、樹木葬のお寺です。

墓を守る身内のない方の永代供養もして頂けるので、

数年前から注目が集まっています。

本堂の方からではなく、道から直接入る入り口には、

一段高くしつらえた花壇に「アンネの薔薇」が今咲き誇っています。

黄色からオレンジ、赤と染め分けられた花は表情が豊かです。

この「アンネの薔薇」はユダヤ人の強制収容所で亡くなったアンネ・フランクのお父さんの

オットー・フランク氏が育て、世界中の平和を願う人々の手で、

世界中に広げられました。

この「アンネの薔薇」の周囲にも眠る方たちがあります。

樹木葬のこの霊園には数名の知人が眠られており、

寄るたびに声を掛けて帰るのですが、

かつて高校時代の恩師がもうひとり、居られるのを発見。

お若かったころの顔を思い出しつつ、

ちょっと佇みました。

住民投票と日食

鳥取市庁舎の住民投票は、                                                           2012_0521_075057-IMG_0772                         

 耐震改修  47292

 新築移転  30721

ということで改修を求める人たちの圧勝でした。

もともとは、おととし秋の鳥取市議選の時に、

日本共産党の候補が公約として新築移転に反対を訴えたことが始まりでしたが、

大きく幅広い住民運動になりました。

今朝はこの全国でもトップニュースの住民投票結果と、

米子では部分でしかないけれど日食で明けました。

★写真は、望遠鏡でとらえて紙に写した日食。(もうピークを過ぎて戻りかけたところ。)

私の事務所にしているプレハブの入り口で。

望遠鏡と日食メガネ(仮面のような市販のもの)で観測。

観測中に、登校中の小学生、通り掛った方、ご近所さんにも、見ていただいて。