石橋 よしえ のすべての投稿

環境学習会

今日は元参院議員の岩佐恵美さんを迎えた「環境学習会」でした。              2012_0129_133202-IMG_0207

地元紙の報道でご存じかと思いますが、

淀江町小波に産業廃棄物の最終処分場をつくる話が進行しています。

そのため、そもそもゴミの問題をどう考えたらよいのか、

産業廃棄物の最終処分場とはどんなものか、

この地域の環境にどのような影響があるのか、

鳥取県がその産廃処分場に30億円もの多額の税金を投入する必要があるのか、

などなど、これまでよく解らないと思っていたゴミ問題をすっきり整理できました。             2012_0129_134243-IMG_0213

環境省が今では「産廃は再生利用は進んでいるが、排出量の減らし方が足りない。」といっているという、

産廃の現状。

鳥取県は産廃のリサイクル率は75.5%と高いこと(全国平均は52%)。
産廃がなければ企業が誘致出来ないと平井知事はいうが、
産廃がないからリサイクルに努める、よい企業を育てていること。
公の関与で立派な処理場をつくるのは、排出者の責任(生産者責任)を投げ捨てさせ、行儀の悪い企業をつくることだ、
などなど、なるほどというお話でした。
原発もですが、ゴミも、あと後のことまでよく考えねばならない、
地球の将来にかかわる問題です。
★写真は上から、経過を報告し岩佐恵美さんを紹介する錦織県議、そして熱を込めて話された岩佐恵美元参院議員です。

中国地方のすべての原発がとまる

いよいよ明日島根原発2号機が点検のための休止に入ります。                          2011_0910_122313-KC460060

今夜もう緩やかに止めるための動きに入る(入っている?)ようです。

いよいよ中国地方のすべての原発がとまるのです。

そして全国でも稼働しているのは残り3基となり、5月には全て停まります。

02月20日****関西電力・高浜3号機
04月08日****東京電力・柏崎刈羽6号機
05月06日****北海道電力・泊3号機

ここらは「SADAOKA.NET」 http://www.sadaoka.net/index.php (境港市議会議員定岡敏行のblog)

で詳しくご覧下さい。

私は夜眠る前に0時過ぎのNHKのラジオ放送をよく聞きますが、

このところしょっちゅう「27日に島根原発2号機がとまり・・・」とこのニュースを伝え、

必ずその後に「電力不足が懸念されます。」と付け加えられます。

違うでしょう!!昨年の中電の電力供給の内、原発によるものは、わずか8%。

そして中電自身ががつねに12、13%の余裕を持っているといっています。

あの猛暑の昨夏も、おとどし「点検漏れ」騒ぎの原子力保安院の長い検査休止中も、

ひとつも心配なく、よその電力会社に融通してあげられるほど余裕があったではないですか。

中電は心配ないんです。そして他の地方でもさして電力不足の話は聞きません。

ところで東電が電気料金をあげると言ってますよね。

その上げ幅を抑えるのに公的資金を投入すると政府が応えています。

公的資金だって国民の税金です。

これまで電力会社と国が一体となって原発行政を推進してきたのですが、

これから先もまだ、同じようにやっていこうというのでしょうか。

今年も政府は4200億円の原発推進費を予算にあげています。

それは自然エネルギーの開発費にあてるべきでしょう。

★写真は手前島根原発3号機(建設中)。向こうに1,2号機も。

野田賢太郎さんを偲ぶ

新年始まってすぐ、私の入っている新俳句人連盟鳥取支部の支部長、2011_1223_082829-IMG_0153

野田賢太郎さんが急逝されました。

あまり突然で、悲しいよりもその成り行きに憤りのようなものを感じ、

そして、淋しくなりました。

以下は鳥取支部の会報のために書いた文です。

 

    野田賢太郎さんの句から       石橋よし枝

  春の灯や造影剤が走る腹部

 会えば元気で若々しい気持に溢れていると感じた賢太郎さんも、思えば鳥取支部結成からの3年間に6カ月の入院、手術などがあり、平穏な日々ではなかったのですよね。この句の客観性とそれに相反することのない人間としての温かさがとても好きです。

  歌が湧く避難所着のみままの初夏 

 「スローガンのような句は詠むな」とよく言われました。写実を詠むことで被災地応援のエールを送る句、力強い句です。 

  妻の愚痴拾うごとくに熟柿喰う

 やっぱりこの句です。良いも悪いもともに越えて来た熟年夫婦の味。夫婦というものの先輩としてずっと忘れませんよ。

「平和・民主・住みよい米子をつくる会」結成

米子市の革新懇が今日結成され総会を開きました。                                   2012_0122_135244-IMG_0196

民主は駄目だったが自民にも帰れない、どうしたらいいんだという国民の模索の深まる現在、

平和で民主的で、国民の暮らしを第一に大事にする社会を求める、

広範な人々との連帯をつくって前進する、この運動こそ大きく広げたい。

自分は革新ではない、保守だと名乗る人も、日本の政治を変えるためにと入られます。

広げつつ、ひとつ、もうひとつと変化をつくり出したいと思いました。

★写真は、上から来賓の鳥取県革新懇の草刈さん、総会のあと講演する浜田章作さんと会場の様子です。 2012_0122_145031-IMG_0201                                                         2012_0122_144946-IMG_0200

保育所の民間委託の出前説明会

「子どもの人権広場」が要請した米子市のふれあい説明会がありました。                                  2011_0215_163904-CA390031

市立の3園を委託する民間法人の選考がどのように行われたのか、説明がありました。

集まった人権広場の会員や、もと「保育のあり方検討会」(市の審議会)の委員だった方などから、

「市立では予算もなくて老朽化した園舎の建て直しも出来ない、だから民営化」と繰り返し説明を受けていたのに、

なぜまだ新しく建て替えも当分必要のない2園(「さくら保育園」「大和保育園」。もう一つ「夜見保育園」は古い)が民営化されるのか?

なぜ実際の保育園を見に行くこともなく、紙の上の資料だけて判断したのか?

なぜ「保育のあり方検討会」の答申にある、民営化やむなしであれば(この答申にも得している訳ではないのですが、と言われつつ)米子市に本部があり米子市が実態をつかんでいるところ、米子市での保育園経営の実績のある法人にという選定基準が変えられたのか。実績わずか数カ月、市外に本部のあるところがなぜ選定されているのか?

なぜまだ園者の建て替えの借金の残る新しい保育所を、無償で市外に本部のある民間法人に譲渡するのか?

などなど時間オーバーしても終わらない程意見がだされました。

私が驚いたのは委託先を選定する保護者から9人、法人5人、市4人の合計18人の委員会では、

意見交換はなく、個別に採点して、その合計点で線引きされたことです。

いろんな立場や考えの委員が論議し、よりよい結果を出そうという考えはなかった、ということです。

この委託先の選考と、先に行われた民営化の3園の選定、

どちらも傍聴を入れない非公開で行われた会議です。

広く市民の意見を聞く姿勢、よりよい保育を求める姿勢が本当に希薄だと感じました。

すっかり先回りで事をすすめながら、条例化を3月議会で議会に問うのは、議会や議会が代表する市民の意見の軽視ではないか、

条例をつくる過程で、議会で十分審議するのを先にすべきではないか、という意見もでました。

3月議会でもしっかり取り組みたいと思います。

歌川国芳

歌川国芳(うたがわ・くによし)は江戸時代の浮世絵師です。                       2012_0119_000659-KC460159

その没後150年の記念展を、昨年末に東京で見てきました。

18日付け「しんぶん赤旗」の学問・文化欄に、

「江戸クリエーターの批判精神」というタイトルで紹介されていました。

その構図の斬新さ、風刺の利いた作風、動物を擬人化したユーモア、

楽しみましたが、あまりに人が多いのでもっとゆっくり見たくて、

めったに買わない図録を買ってかえりました。

デザインとしてずば抜けていることも確かですが、

現代人ですら新鮮な感動を覚えるその大元には、

旺盛で鋭い批判精神と、人間や動物への暖かいまなざしがあると思います。                          2012_0119_000914-KC460160

(いま日付が変わったのですが)今日19日から2月12日まで後期展。

東京ですが六本木ヒルズ・森タワー52階の森アーツ・センターギャラリーです。

もし機会あれば見て下さい。

給食申し込み制度が撤回された!

今日の経済教育常任委員会で、                                             2011_0310_171248-CA390059

学校給食の申し込み制度の導入が撤回されました。

12月議会の「安全協定」問題の全協を傍聴に来られた市民が、

「何、あれどういうこと!?」と共産党議員団の控え室に駆け込んで来られたのですが、

それは「安全協定」でなく、その日地元紙に報道された「学校給食申し込み制度」のことでした。

学校給食は「食育」として義務教育の一環です。

申し込み契約で債務債権を明確にして、滞納の給食費を取り立てるための導入でしたが、

子どもへの影響、給食費を払おうにも払えない保護者などへの教育的な配慮をさておき、

徴収第一のやり方に市民は驚き怒って、教育委員会に2度の申し入れをされました。

岡村英治議員は12月議会で質問、そして経済教育常任委員会でもこの導入をやめるようにと奮闘しました。

一般の給食費をきちんと払っておられる保護者からも抗議の声があがったといいます。

「学校給食運営審議会」での論議すらなく実施に移されたこの制度は、

やはり拙速な勇み足だったということでしょう。

給食の滞納問題が学校現場や教職員の負担となっているとは聞いていますが、

(しかし98%の保護者はきちんと払っておられると今日の教育委員会の発言にもありました。)

なにより子どもや家庭にとってどうなのか、教育的観点から考えていただきたいものです。

★写真は島根県立美術館、彫刻は確かロダン。

こんなにゆるい安全協定をなぜ許すのか

今日の総務企画委員会に、                                             2011_0910_122452-KC460063      

鳥取県、米子市、境港市が結んだ安全協定の内容が報告されました。

「立ち入り調査」「事前了解」のない安全協定は、これまで15年米子市が求めてきたものからも後退したもの、

今原発事故を未然に防いでほしい、1月27日の点検休止に入る2号機も易々と再稼働を許してはいけない、

強い安全協定を市民は求めているのだと前置きして、安全協定条文の中から数点質問しました。

冒頭に「安全文化の醸成」が謳われており、依然として安全神話の中にいる中電の姿勢にも唖然としましたが、

一番の問題は、「立ち入り調査」の代わりに入っている「現場確認」をするのが県または境港、米子市の職員とされていることです。

何事かあった時に現場に入って事態を正確につかむためには、専門的な知識・技術が必要です。

協定締結前の米子市「案」では、県や両市がその仕事を委託したもの、という表現で専門性が大事とされていたはずです。

専門家に依頼することをなぜ求めなかったのかと当局に聞いてもはっきりした返事はなく、

原発事故を起こしてはならない、危険はなんとしても回避せねばならない、という決意が見えません。

今日はこの安全協定の説明の間、マスコミの取材陣がはいりました。

市民の痛切な願い、原発事故はご免だという思いに、

米子市は応えてほしい、危機感が薄いのです。

島根原子力発電所に係る鳥取県民の安全確保等に関する協定

島根原子力発電所に係る鳥取県民の安全確保等に関する運営要綱

★写真は完成間近ながら、制御棒の不具合で試運転もままならない島根原発3号機(2011.910撮影)

中林さん、ありがとう

今日は松江市の「ホテルしんじ湖」で、                                              2012_0115_112510-KC460150

元衆議院議員中林よし子さんをねぎらう会があり参加しました。

中林さんは島根のみならず、中四国の衆院議員・候補者として、

長い間私たちの活動の牽引車の役割を果たしてこられた大きな存在です。

今度の衆院選は中林さんから、若い石村智子さんへと候補者のバトンが渡りました。

これを機に長年の労をねぎらい感謝する集いでした。

私は「遅れてきた青年」ならぬ、中年になってから活動を始めた遅れてきた活動家だったから、

中林さんとともに何かをしたという訳ではないのですが、

出会えばいつも親しく気さくに声を掛けていただいていました。

私が2年半前に市議補選の立候補を表明したのは衆院選挙の決起集会でしたが、2012_0115_130224-KC460154

その時のメイン弁士だった中林さんが、たすきを取り出しつけた途端に駆け寄ってこられ、

「あら、良かったわね!」と励まし、緊張をほぐしてもらったことも忘れません。

人々が語られた中林さんの活動。国会秘書の話。

中海干拓中止させた国会論戦、何度も何度も挑まれた論戦の舌鋒火を噴くがごとくだったこと。

また、当選をともに勝ち取られた女性後援会が「・・・だから、暮らしのよし子さん♪」と歌いながら、

「よし子煎餅」を食べ、「よし子バッグ」を持って(普通封筒サイズのミニリーフ入り)活動したこと。

今よくやる支援者に「10本電話」を掛けて貰う取り組みを既にその頃工夫されていたこと。

そういう活動の広がりで、日増しに「よし子!」「よし子!」の掛け声が盛り上がっていったといいます。

暮らしをよくしたい、その思い女性の代表のよし子さんに託して!という熱い思いが伝わる話しでした。   giindan     

今度の総選挙、こんな風に熱く闘わねば、と考えさせられました。

中林さん御苦労さまとは、今まだ言いたくないと、どなたかおっしゃいましたが、

最後の挨拶でしっかり4中総を語り、ともに石村当選を勝ち取ろうと呼びかけた中林さんは、

やっぱり「政治家」だなと拍手に力込めました。

中林さんありがとうございました。

★写真は上が石村智子衆院比例予定候補。下が中林さん(左前がよし子さんを支えてこられた夫で島根県委員長の中林隆さん)。最後が中林さんと記念撮影。

新春の決起集会

2012_0114_174616-KC460147今日は党と講演会の決起集会。

党の幹部会委員で学習教育局長の山谷富士夫さんが、

第4回中央委員会総会の決定に書かれた、

歴史的岐路にあるといわれる情勢、それに応えて革命党の使命を果たすべきと話されました。

昨年4中総があって以来重ねられたきた討議、呼応する活動が、

より4中総の中身を深め、発展させていることを感じます。

岡山から衆院中国ブロック事務所長が、今日岡山の集会があって来られない石村智子候補の代わりに来られ、

「若者の雇用問題に真剣な石村さんです。みんなで大きな候補に育ててください。」と石村さんの紹介をされました。