石橋 よしえ のすべての投稿

自治研(岡山)から帰りました

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岡山で16,17日の両日開かれた

第10回自治体問題全国集会に参加してきました。

前日15日はblog関係者の交流会が、

宇野から海を渡り直島であり、そちらも参加しました。

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収穫もあり、元気ももらいました。また、報告します。

*ナイター講座で「憲法をいかした社会保障改革」を語る鹿児島大学・伊藤周平氏。2010_1016_174028-CA390655

広域化でどうなる?国保学習会

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中央社保協の相野谷安孝(あいのや・やすたか)事務局長を迎え、国保改善の学習会が、倉吉市の伯耆しあわせの郷で開かれました。

鳥取県は国の方針を受けて国民健康保険の広域化(県一本化)の策定を始めました。

今、国保はほとんどの自治体が赤字で、高い国保料、国保税のために、たくさんの滞納者を出しています。

滞納者に発行される制裁措置の短期保険証、資格証明書、そして高い病院窓口負担により、受診抑制が進んでいます。米子でも手遅れで亡くなった方もあります。

今、国保を改善することが急がれます。

各地のねばり強い運動で、子どもの資格証・短期証をなくす、44条の窓口負担軽減措置を広げるなど、成果があがっています。

米子でも今年度は保険料を引き上げない、国保財政安定化事業の交付金を全額国保財源に繰り入れる、一般会計からの法定外の繰入金など、赤字を埋めるためにこれまで要求してもかなわなかったことが行われました。

国保は社会保障として、国民皆保険として、改善され守られることが必要です。

しかし、国の打ち出した広域化は全く逆方向で、県内市町村で助け合う仕組みと言い、各自治体が努力してきたことを無にする、平準化が行われようとしています。

全国が一体となった運動が急務だと提起されています。

9月議会が閉会しました

グランドピアノの外観と言われる米子市公会堂kokaido

最終日の今日、議員発議で、「平成22年度一般会計補正予算(補正第2回)対する付帯決議をわが会派も入った15名で提出、可決されました。

図書館の増改築計画に係る基本設計の増額補正に対するもの。

「図書館・美術館の増改築計画に係る基本設計費の予算執行に当たっては、公会堂存続の市民合意を経た後に、予算審査特別委員会経済教育分科会の報告にもあったとおり、改めて議会と協議の上で行うことを強く求める」ということです。

15名の思惑はいろいろで、公会堂の存続に対する態度もちがいますが 、公会堂問題での市長並びに当局の態度、市民団体や建築学会の話にも耳を傾けず、明快な答弁もせず、対策本部の中だけでことを進めるその態度に対してストップを掛けるというところでの協同です。

図書館の増改築が市民に待たれていることは承知しており、この補正予算に反対するものではないが、まちづくりや中心市街地の活性化の問題で、公会堂問題と図書館・美術館の在り方は関連しており、今焦眉の公会堂問題の行方がはっきりするまでは、ちょっと立ち止まって、さきに公会堂問題の行方を、市民の意見を十分聞き検討するべきだというものです。

これがあり、急遽提案された「原子力施設に掛る防災指針の見直しを求める意見書の提出について」の決議(緊急防護措置計画範囲を現行の10キロから30キロ程度に拡大するなど、防災指針の見直しを国に求めるもの。島根原発から米子市は25キロの距離にあります。) 

そして閉会後の全員協議会で、「崎津がいなタウンのボートピア進出について」、地元が同意を決めたので、市長としても正式同意するというもの。そして「SC鳥取に対する支援について」、米子市に2000万円の支援の要請があったが、1000万円の出資を12月議会に上程するというもの。

どちらにも質疑が相次ぎました。

その後、議会運営協議会、会長・幹事長会議、「議会だより」編集委員会と続き、終わって4時過ぎに外へ出ると、雨降りも手伝ってすっかり薄暗い夕方でした。

議会最終日って、なかなかハードです。

ボートピアと米子市公会堂

10月1日の経済教育常任委員会では、「米子市公会堂の存続・耐震化を求める」、「ボートピアの崎津がいなタウン進出反対」という市民注目の二つの陳情が審議されました。TVカメラも入りました。

「ボートピア・・・」では、岡村英治議員が、「教育環境悪化の大きな影響が出る。10年前の場外馬券場は58億円の経済波及効果がある、と誘致しながら、(前森田市長が)議会で約束した波及効果の調査もしないままに、また舟券売り場も、というのは許されない。市民をギャンブル漬にしていいのか。」と、採択をもとめました。

ひとりの議員から、このボートピアの建物を建てる施設会社について、「この会社の信憑性、確実性よくよく確かめるべき。以前大手商社に協力求めて断られている。」とさらに綿密な調査をするべきという意見が出て、その会社の信憑性についての質疑が続きました。

岡村議員は「事業の安定性だけでなく、様々心配されている影響について調査が必要。大体こんな地方都市で、ふたつの異なったギャンブル施設があるという例はあるのか。」

当局の答えは、「大都市はあると思う。地方都市では、ここまでひっついてはいない。」

陳情不採択という議員の声としては、「ギャンブルはどこまでいっても自己責任。合法的な施設の活動を否定してはならない。簿価に近い4億円で売れるのだから。(そんないい話はない、という風。)」

「(ボートピアが)好ましいか好ましくないか、は難しい。募集かけて来られた企業を断ることはできない。」

「抜け出せなくなる人がいる。抜け出せない人をケアする体制がいる」といいながら、不採択という議員もあって、

採択求めるのは結局ひとり。不採択でした。2009_0928_161023-樹木葬

 

「米子市公会堂・・・」は、市側の姿勢がはっきりしない中で、様々に質問が出て、

再度の費用対効果を見るための耐震工事の調査はするのか(再計上は極めて少ない)、公会堂の功績、文化的価値をどう考えているのか(文化財としてのみではない、公会堂の文化的な価値は重い)、とか、あるいは廃止前提の検討でないのか(廃止前提の考え方と取られたら違う、ニュートラルである。)*( )内は全て角副市長の言葉。

議員が揃う中での学習会が必要、という声もあり、「建築専門家呼んでの学習会持つなら継続審議でもいい」と岡村議員も受けて(初めは採択を求めていた)、結果は継続審議となりました。

狭い委員会室に二つの陳情の関係者がぎっしり。蒸し風呂状態で、(途中図書館の耐震工事についての質疑も長いものとなり)5時を過ぎるまで、熱心な討議となりました。

委員会週間です。

毎日、各特別委員会や常任委員会の審議が続いています。2010_0916_111010-PAP_0532

その中で、市民のみなさん、さまざまな団体から出された陳情が審議されています。どれも今望まれている切実なものが多いのですが、なかなか採択されません。

昨日の総務企画委員会の「日本軍『慰安婦』問題の解決を目指す法制定を求める意見書の提出を求める陳情」は、

この委員会ただひとりの女性委員が、「政府としては終わったこと。男女差別という面ではあるとおもうが、教える必要はどうか。」と、不採択に回る中、

3人の議員が、謝罪、賠償、真相究明は必要。若い世代に正確に伝えること大切と、採択を求め頑張られましたが、

「どこの国にも語りたくないことがある。掘り起こすのはどうか。」とか「もう傷は癒えてる。」とか、果てには

「陳情項目4つはとても重い。外交政策に関わる。日本海拠点会議(?ちょっと正確ではありませんが)がこっちで開かれようというようなこの時期、こんな陳情の採択を米子市議会がやっていいのか。お詫びの言葉で始まる交流会でいいのか。」という意見まで出て、

不採択になりました。

今日の市民福祉委員会では、「新たな保育制度改革の導入に反対し、すべての子どもの健やかな育ちを保障するための意見書提出を求める陳情書」「『所得税法56条の廃止』を求める意見書提出を求める意見書」、「子宮けいがん予防ワクチン接種の米子市における公費助成を求める陳情書」の3つが、やはり不採択になりました。

「子宮けいがん・・・」などは、今年7月議会で、国に意見書を上げる陳情を採択し、意見書を上げているのですが、「国に意見書上げたんだから、国の制度が整うまで待って、それに合わせればいい。」と、不採択。趣旨は賛成であるのだから、一刻も早い実施を求める陳情者の思いも汲んで、採択していいんじゃないの。おやおや。というところです。

明日の経済教育常任委員会では、「崎津がいなタウンの土地を場外舟券売り場に売却することに反対する陳情」と、継続審査の「米子市公会堂の存続と早期改修を求める陳情」が審議されます。

今日、狭い委員会室はたくさんの、おもに女性の傍聴者でいっぱいでした。

明日も、各文化団体など、傍聴者が多いと思います。市民にしっかり顔を向けた良い審議となればいいと思います。

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公会堂50年ありがとう、また会う日まで

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今日は米子市民劇場例会「木の皿」(加藤健一事務所・公演)

今回で、しばらく使用出来なくなる公会堂と、

とりあえず暫しの別れとなります。

ホール周りのホワイエには、今年50周年を迎えた市民劇場(誕生の時の名称は、米子労映演)の思い出の数々の例会(舞台公演)の写真や、

俳優さん(今は亡き杉村春子さんや宇野重吉さんたちも)の色紙やメッセージなど展示され、開演ぎりぎりまで、それに見入る人の姿。

会場の何か所かに「市民劇場50周年、ありがとう公会堂、また会う日まで」と、大きく書いて掲示されていました。

今夜の芝居、「木の皿」は、認知症の出てきた男とその息子家族との話。

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アメリカの1953年の2010_0923_182052-CA390549頃の話で、今の日本の介護保険である意味市民権を得た介護施設がたくさんある、今の日本の状況とは、やや違うんですが、

しかし、介護が誰か個人の負担になることの苦しさや、人間らしく人生の最後までを生きていくことの大変さが、すっかり身に沁みるのは、

日本の介護の貧しさが、介護保険が始まって10年経ったのに

1953年のアメリカからそう遠くまで来ていないということなのでは、とか。

また互いに愛し合った親子であっても、いつまでも同じ道を行くということにはならないものだな、とか。

結局人はひとりだということ、自分と人との違いをみとめなければ、相手を大事にすることは出来ないんだな、とか、いろいろ考えられる芝居っていい芝居だな~。

前から3列目、かぶりつき。カーテンコールで加藤健一さんの投げた花束が、うちのサークルのTさんの両手にふわりと落ちてきたという、おまけまで付いて。

加藤健一さんの音頭で、「公会堂ありがとう」の三本締め。「もうこれが最後になるということで・・・」という言葉に、まるっきり最後にする気持ちじゃないんだけどな、とちょっと戸惑いながら、でも

またきっとこの会場で会おうと、力をこめました。

それにつけても、公会堂問題。

利用してきた市民団体の声もろくすっぽ聞かず、

文化や芸術的な観点の見えない米子市当局や市長の姿勢は、本当に困る。

一般質問3日目、登壇しました。

今日は私の質問の日。Chrysanthemum

大改訂の時期を向え、福祉削減路線から安心できる介護へと切り替えてほしい、介護保険、

地元崎津への場外舟券売り場誘致を撤回せよという質問、

そして、米子市公会堂存廃・耐震化工事の問題、その3点で質問。

力いっぱい訴えました。時間切れに気付かないほど。

原稿、このblogにアップしますので、よんで下さい。

やはり、ボートピア舟券売り場誘致撤回を求める質問に力入っちゃいました。

「ただのひとりでも、ギャンブルに溺れるひとが出てはいけない、市はそんなひとが出たらどう責任をとるのか」という追及質問に、

「ギャンブルは舟券だけではない、パチンコもある。個人のすることは市の責任ではない」と、野坂市長。

市が市有地を売ってギャンブル場を誘致するのが問題なんです。

また半径10キロ以内から人が寄って来て、年間35億円を馬券場に落とすという見込みなら、半径10キロ以内の米子全市、境港など周辺地域に影響が及ぶ、

「全米子市民、周辺市町村jに説明意見を聞いて」と問うと、

「全米子市民にも、周辺市町村にも影響はないから意見は聞かない」と市長。

35億円は、どこからか湧いてくる、とでもいうのだろうか。

そして売上の1%還元の環境整備費、約2700万円ほど、固定資産税、ボートピアに来る人がいくらか米子に落とすお金、これらはちゃんと入るという計算なんだから、

都合がいいこと極まりない。

市民の福祉、安全、未来になんのピジョンも持たない人であることを再確認した。

しかし、市長なんだからそれでは許されないんです。

革新懇と自治会臨時総会

今日は革新懇中四国交流会。2010_0919_114021-PAP_0535

中国四国から200人を超える人々が皆生に集まりました。

広範な人々と大きな連帯をつくり、平和と民主主義、革新の日本をつくろうという、壮大な運動です。現実を前に推し進めるために、各地で取り組まれていることが、「革新懇そこが知りたい」と題して交歓されました。

 

そして夜は地元崎津5区の臨時総会。

ボートピアを誘致したいという市と、進出するボートサービスという会社の説明が第一部。

そして引き続き、ボートピア誘致に賛成反対を決める総会となりました。

あまり意見が出ないなかで、私は反対意見を次のように述べました。

①ギャンブルは嗜癖という病気、市の借金が軽くなるからと、ギャンブル場を誘致すること、ギャンブルの街となることは、子どもの育つ環境として若者が生活をつくっていく環境として良くないから反対。

②半径10キロの圏内からの、この米子の周辺部からの集客で年間35億の売上が見込まれていることは、それだけのお金がボートピアにつぎ込まれるということ。米子市に3Hが4億円で売れてお金が入っても、固定資産税が入っても、1%が米子市に還元されても、それは市民が35億円つぎ込んだ分の、ほんの一部が返って来るにすぎない。不況で大変な経済に大きな打撃となる。

③崎津は一番大変で一番迷惑だが、影響は米子全市と境港、安来、松江など周辺の町にも及ぶ。崎津以外の米子市民の意見も聞くべき。

地元のもう一人の議員、吉岡知己議員は、「5区の出した結論に従うが、自分は賛成」と、

①流通団地の負債で危うく財政破たんしそうな米子市財政、崎津(がいなタウン)もそうなりかねない。早く売却したい。

②その売却した金と米子に入る金は、別のことに使った方がいい。例えばいつも石橋さんが言っている、中学校終わるまでの子どもの医療費の無料化など、自分も交渉してきたが、それなどに使いたい。

*上記の部分に、吉岡知己議員からクレームがつきました。「自分も交渉してきたが」ではなく、「自分のグループ=昨年度吉岡氏の所属の新風という会派も交渉してきたが」と言ったということです。訂正しておきます

でもね、大人げないから、あの場ではあえて言わなかったけれど、

借金の35億が全て消えるわけではない、吉岡さんが言った利息分8億の半分4億しか借金は減らない。まだ売れない土地が半分残る。

そして、中学校終わるまでの子どもの医療費無料化は、私たち日本共産党や婦人団体がねばり強く運動し、一般質問でも繰り返し求めてきたことです。そして、鳥取県は今年の初めに実施したい意向を示し、各市町村と交渉、もっとも腰の重かった米子市も重い腰をあげて、実施に向けて動き出していることなのです。7月議会でも松本松子議員が質問し、その時点でほぼ決まっており、すでに動き出してることなのです。

拍手による採決では賛成に拍手多数、反対は私だけ。

なんという自治会なんだろう、と呆れながら、

馬券場の時に「石橋さんのように言えたらいいんだけど・・・」と涙ぐんだ人があったように、

私のいったこと受け止めてくれた人もあったに違いないと、

案外清々しい気持ちで帰りました。

しかし広い人々と連携し、地域から政治を変える、住民主人公の政治に変える革新懇運動が、やはり大切だと、またしみじみ感じました。

ボートピア進出に反対と訴えて

今日お昼前後の1時間半、地元崎津で街頭宣伝をしました。2010_0916_110955-PAP_0533

今週崎津の各区では臨時総会が開かれています。

ボートピアの進出に同意するか否か、

ボートサービスというボートピアを出したい会社と、米子市の職員が説明に入っています。

どうしても地元の人たちに呼びかけたい、と言ったら、

岡村英治市議が手伝って下さいました。

ここに街頭宣伝の原稿を載せます。

 

 崎津のみなさん、こんにちは。日本共産党です。私は地元の市会議員の石橋佳枝です。今各区で臨時総会が次々と開かれています、ボートピア、場外舟券売り場についてお話します。

10年前に誘致された馬券場の隣に、今度は場外舟券売り場が進出するという話です。JRA馬券場は土日だけですが、ボートピアは年間350日、正月をのぞくと毎月1日程度の休みで、ほぼ毎日の開催です。通常は朝8時から夕方5時まで、ナイトレースがある時は、夜8時、9時まで開いています。

一日1千万円、年間35億の売上が見込まれており、少なく見積もってもその2、3割、10億円以上のお金が、一日なら2,300万円のお金が米子周辺からボートピアに吸い上げられる訳です。4億円で土地が買い上げられても、固定資産税が入っても、売上の1%が米子市に入っても、米子周辺からボートピアに集められ、つぎ込まれるお金はそれをはるかに超えます。苦しい家計の中からもぎ取られ、ボートピアに消えます。長い不況に大きく落ち込んでいる米子の経済に大きな打撃を与えます。

10年前に馬券場が出来てから馬券を知り、毎週のように馬券場に足を運ぶ人があります。松江のボートピアには、たくさんの若者が来ていましたが、馬券にハマっている若者もいます。友人の息子さん、真面目な若者です。この息子さんが給料から生活費を親に渡したあとの大半を馬券につぎ込んでいるらしいのです。ほぼ毎週友人に誘われ馬券場に行く。いいこととは思ってないが止められない様子が心配でたまらない、だからボートピアまで来てほしくないと友人はいいます。ギャンブルは嗜癖という病気だと心療内科の医師は言っておられます。必ず重病になる人がでます。

米子市のこれからを考えると、住んで良かったと言える町、誇れる町であってほしい、米子で育ち暮らす若者・子どもにとって良い環境を、と願う時、「ギャンブルのまち米子」では困ります。

 今負債を軽くしたいからと、馬券場の影響も検証することなく、市が市民の財産である崎津のあの土地をギャンブル場に売ることに、私そして日本共産党は反対です。崎津工業団地の借金は、米子市が国と県のいうなりに進め失敗した政策の結果です。そのツケをまた市民に押し付けることを、私たち崎津の住民を矢面に立たせ無茶な選択をさせることを止めてほしいのです。

 馬券場誘致の際には大きく反対運動が広がり、2万を超える署名がひと月の間に集められました。今度のボートピアもまた、米子市と周辺町村の大きな影響のある問題です。米子市には、全市民に説明し意見を聞くよう、近隣の町村にも意見を聞くよう求めます。

 ボートピア進出を中止させるために、ご一緒に頑張りましょう。

 

午後は中海を囲む5市町村で構成する中海会議の、

「中海の水質及び流動会議」第1回が開かれたので傍聴しました。

米子市の環境課からは、森山堤防開削後の流量の調査結果が出ていないので、それを出してほしいと要望が出されました。これは「美しい中海を守る住民会議」からも、鳥取県に求めていることです。

COD、全リン、全窒素などの値がこの5年間に大きな変動が見られないという報告結果から、安来市や東出雲町から、どうやったら水質改善を達成出来るのか、という疑問が出されました。

「今回は報告だけの会のようになりましたが、次回問題点など事前に出しあうなど、スタートは遅れたが、歩みの速い会にしましょう」と、司会の鳥取県水・大気環境課長さんの締めくくりでした。

明日より9月議会

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あすから9月議会がはじまります。

今回通常より質問する議員が多く、26人。(議長を含む4人のみ質問せず。)

苦しい市民の暮らし、ボートピア進出問題、米子市公会堂存続耐震化問題と、

つぎつぎ市民の関心を集める問題目白押しの中、

いろいろな角度から質問が行われること、議論が活発であることはよいことです。

私の質問は16番目で3日目、22日(水)の4人目、松本松子議員は同じ日の5人目、

岡村英治議員は2日目、21日(火)の3人目です。

今日は市長に「高齢者や子ども、低所得者、生活保護世帯を熱中症から守るための申し入れ」「崎津がいなタウンの場外舟券売り場への土地売却中止を求める申し入れ」、二つの申し入れをしました。

立ち枯れの夏草、秋草の向こうに今日もメタリックな場外馬券場が光っています。

    畝上げる秋葱の向こう馬券場

    立ち枯れる耕作放棄地馬券散る         よし枝