グランドピアノの外観と言われる米子市公会堂
最終日の今日、議員発議で、「平成22年度一般会計補正予算(補正第2回)対する付帯決議をわが会派も入った15名で提出、可決されました。
図書館の増改築計画に係る基本設計の増額補正に対するもの。
「図書館・美術館の増改築計画に係る基本設計費の予算執行に当たっては、公会堂存続の市民合意を経た後に、予算審査特別委員会経済教育分科会の報告にもあったとおり、改めて議会と協議の上で行うことを強く求める」ということです。
15名の思惑はいろいろで、公会堂の存続に対する態度もちがいますが 、公会堂問題での市長並びに当局の態度、市民団体や建築学会の話にも耳を傾けず、明快な答弁もせず、対策本部の中だけでことを進めるその態度に対してストップを掛けるというところでの協同です。
図書館の増改築が市民に待たれていることは承知しており、この補正予算に反対するものではないが、まちづくりや中心市街地の活性化の問題で、公会堂問題と図書館・美術館の在り方は関連しており、今焦眉の公会堂問題の行方がはっきりするまでは、ちょっと立ち止まって、さきに公会堂問題の行方を、市民の意見を十分聞き検討するべきだというものです。
これがあり、急遽提案された「原子力施設に掛る防災指針の見直しを求める意見書の提出について」の決議(緊急防護措置計画範囲を現行の10キロから30キロ程度に拡大するなど、防災指針の見直しを国に求めるもの。島根原発から米子市は25キロの距離にあります。)
そして閉会後の全員協議会で、「崎津がいなタウンのボートピア進出について」、地元が同意を決めたので、市長としても正式同意するというもの。そして「SC鳥取に対する支援について」、米子市に2000万円の支援の要請があったが、1000万円の出資を12月議会に上程するというもの。
どちらにも質疑が相次ぎました。
その後、議会運営協議会、会長・幹事長会議、「議会だより」編集委員会と続き、終わって4時過ぎに外へ出ると、雨降りも手伝ってすっかり薄暗い夕方でした。
議会最終日って、なかなかハードです。