09年母親集会

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戦争体験を聞き、戦争や戦争をしない国にすることを考える、

「母親集会」(鳥取県西部地区母親大会連絡会)が開かれ、

やく30人の参加で、

従軍看護婦として中国でのの戦争体験を語る、安田要子さんと

兄を広島の原爆で失い、被爆直後のヒロシマをみた、安井みえ子さんの話を聞きました。

「毎朝毎朝何人と亡くなる兵隊さんを、アカシアの花の下の道を運んで山へ捨てに行った。」「麻酔もなく手術をし、痛がる兵士を軍医が怒鳴りつけた。」・・・安田さん。

「兄を捜して母と降り立った広島の光景を忘れることは出来ない。原爆の絵のとおり。」「夜ヒロシマの光景が頭の中をぐるぐる回り、法話を聞きながらでなければ、眠りにつけない。」「兄を失った母は毎日海に泣きにいって、なかなか帰らなかった。長生きするなよ。長生きほどわるいことはない。と、次々親族を失った母はいつも言っていた。」「美保基地の工事に、朝鮮の人、青服赤服の囚人が連れて来られて、竹で彼らを叩く”叩き屋”が雇われていた。」・・・安井さん、などなど。貴重な話しが次々でました。

やや若いお母さんや、うんと若い27才の女性から、「戦争は後々まで大きな傷を残すことを知った。もっと祖父母の話きいておくんだった。」「ヒロシマに修学旅行で行った息子と、もっと事前に話し込んで置くんだった」などの発言もありました。

黒一点の竹内利友さんから、「日本の戦争の歴史について、被害だけでなく、加害者であることも知って伝えねばならない」と言われ、関連して、

「北朝鮮の拉致がいいわけないが、日本はあれよりはるかに大規模に、韓国の人たちを強制連行してきた。」という話しも。

9条の会の世話人、大谷輝子さんから、千田夏光の「従軍慰安婦」のこと、9条の会のことなど話されました。

私は、今年亡くなった元ベトナム帰還兵のアレン・ネルソン氏の、

数年前に米子に来られた時の言葉、

「基地があることは、そこで人間性を捨て人を殺す訓練をしてるということ。休日に基地の外に遊びに出ても、その気持ちを基地に置いてでて行くわけでない。」を紹介し、

そして、近々の話題で、2年前から美保基地が米軍の使用基地となっていたと分かった。みんなで監視し、声を上げて常用の基地とならないようにしましょう、と訴えました。

 

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右端の和服が私。

休みの日だからと。

 

09.12

 

ついでに今日のいでたちです。

綿織物の川越唐桟に、朱の羽織です。

 

  アカシアの土に還らす兵運ぶ     よし枝

  ヒロシマに逝く兄を哭く母の海     よし枝    

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大橋川拡幅の同意回答

10日に中海問題等調査特別委員会の質疑があり、

2堤防開削なしに大橋川拡幅工事が進むことで、米子市民の被る被害をどう考えるか、

そして、大橋川改修そのものにも検討不十分、

事業者国土交通省の環境影響調査には、

第三者機関による調査をが必要と考えるがどうか等と、質問し頑張りましたが、

三鴨議員の、市長の松江市民の事を思えば躊躇なく同意という、その思いが、

もっと強く表明されないと確信100%で賛成できない、政治生命掛けてやるのか、

とうう質問に、とうとう政治生命までかけるという、市長。

あなたが政治生命かけるべきは、米子市民の安心安全でしょうと、すかさず、

言ったのですが、なにも胸に突き刺さらなかったようです。

 

11日の全員協議会に市当局の出してきた、

市長名の回答とそして副市長と県企画部長の確認書には、

「中海全域の水質に対し継続的な変化が確認されるなど、新たな水質改善策を講じる必要が生じた場合には、速やかに協議会において協議し,適切な対策に付いて検討する。」

という既に確認済みの一項に、「将来の新たな対策として大海崎堤防の開削も含まれることを双方確認すること」という一文を加えるだけという、

2堤防開削必要の姿勢の見えない、あいまいで拘束性の薄い内容で提示されました。

「2堤防開削が必要という米子の立場をはっきりと伝え、文書で確認しないと大海崎の

開削が難しくなる」、という私たちの声を押し切り、

「よく大海崎堤防という名を書き込ませた。評価する」という賛成派の声を後押しに、

この回答でよしとする市長・当局の姿勢は変わらず、

議長が参考までにと求めた賛成の挙手に、

21人(共産党と会派未来を除く全議員)が手を挙げました。

この結末に、私自身はがっかりするのかな、と思いきや、

「米子市民は決して許さないぞ」と、よーし!と鉢巻き締め直しました。

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石橋議員が、9日に議会質問をおこないました

9日に、石橋議員が議会質問をおこないました。質問原稿を掲載します。

>> 米子市議会 09 年 12 月定例会質問 日本共産党市議団 石橋よしえ PDF148KB

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冬東雲

    俳句二句

  米軍機飛ぶ空となるか冬東雲

  十二月八日街低く飛ぶ訓練機          よし枝

 

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大橋川拡幅、そして美保基地の米軍使用

一般質問にたちました。

「大橋川拡幅事業」により水害の酷くなることを心配する、

米子市民の心配解決こそ、米子市長、あなたの責任ではないか、

とまず冒頭で聞いたのに、何の返答もなく、

追及質問で重ねてきくと、

拡幅同意の3条件が満たされたと、あいも変わらず国交省の言うとおりを繰り返す。

今日は他の議員の質問への答えでひと悶着あり、

わが会派の岡村議員の質問で、

美保基地が07年11月1日から米軍の使用基地になったこと、

昨年11月、米軍と自衛隊の合同訓練があるということで、

美保基地囲んで抗議行動をしました。

待てども姿みせず、私たちの帰った後で来たということが分かったのですが、

あの初めて行われた日米統合訓練の、その日だけの米軍使用だと思ってた。

しかし、その訓練に先立って07年11月1日、

自衛隊官報で、米軍使用基地となったと告示されていたのです。

市長や企画部長など一部の人間しか知らず、

市議会で事前協議もしなかったことで、議場騒然。

国のいうことには何もいわず従うその姿勢に、とうとう、岡村さんが、

「あんたは国の出先機関か。」と。いつも紳士的な岡村市議なのにね。

何も自分の中を潜らせず、振り払ってしまう野坂市長。

そんな姿勢に悩むこともなく、恥じることもなく。

米子市民は本当に不幸です。

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暮れライブ

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「暮れライブ」という飾りっ気のない名前のライブを、

古い友人夫婦が、その又友人たちに呼びかけ、

土曜5日のよる、児童文化センターで開きました。

フォークにロックぽいのが混じった感じでしょうか。

出演は、友人の夫婦「鳥取組」、そして西村弘命さんとらんたさんのご夫婦、

鹿野からの武部さんなど。

そして会場でお茶と一緒に配られたクッキーのパン屋さん「てけてく」さんが新庄村から。

なんか訳のわからないメンバーではありましたが、

鳥取組の声掛けた友人たちには懐かしい顔が同窓会のように。

 

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議会中で追い込み体制、しかも風邪の治りかけ、新型インフル貰いたくないと、

外出も自重していましたが、ちょっと楽しみました。うちも夫婦で聞きに。

 

 

さて、いよいよ明日、私は質問にたちます。頑張るゾ。

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 色とりどりの布は、

ピース・メッセ-ジ。

ピースライブの度に、

西村さんが増やした

ようです。

私もかいたよ。

”平和は愛のこころ”と。

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12月議会は、ぜひ傍聴に!!

議会はいつでも大事なものですが、

12月議会は、しかし他の会派も含め緊張度の高い議会となっています。

通例の12月議会よりぐっと多い25名の一般質問。

そのうち6名が、今焦点の「大橋川拡幅事業」について質問します。

そしてそれを受け、大橋川拡幅事業を討議する「中海問題等特別委員会」(委員会室)は

12月10日(木) 午前10時から。私石橋はこの委員会の委員です。

12月11日(金) 午後2時からの全員協議会(議場)にて、この問題のまとめという日程。

いづれも傍聴できます。

一般質問初日4日の3人の議員の質問で、

大海崎・森山2堤防開削必要という米子の要望を、野坂市長は、ただの一度も、

中海市長会でも、鳥取県にも表明していない、要望していないことが明らかになり、

また中海水質改善対策協議会の第2回で治水問題の協議を発言した角副市長に、

協議会長が、「治水は協議しない」と言ったことなどがわかり、

「それで拡幅事業になんの異存もないとはどういうことか」と、

ますます驚いた。

中継をTVで見た市民から、昨日呼び止められ、

「あれは(野坂市長の発言・態度)あんまりだ。米子のことを考えるのが、米子市長だろう!」

そうです。それになんら恥じることもない、あまりにも情けない態度です。

 

と言うわけで、

皆さん、傍聴とTV(中海ケーブルTV)中継(よる7時から再放送1回)を!

3日目3番目にわたしが 、最終日の4,5番目の2議員も、この問題質問します。

 

私の質問はもうひとつ、国民健康保険の過重負担と、受診抑制を問います。

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肝炎治療 厚労相が助成追加を約束 高橋議員の質問に(09.11.26)

日本共産党の高橋ちづ子議員は26日の衆院厚生労働委員会で、肝 炎対策基本法案が今国会で成立する見通しになったことを受け、3 50万人といわれるウイルス性肝炎患者・感染者への支援を強める よう求めました。

2009年11月27日(金)「しんぶん赤旗」>> 肝炎治療 負担軽くせよ 厚労相、助成追加を約束。 高橋議員

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米子市議会12月定例会日程、日本共産党議員団質問項目

石橋議員は、8日(火曜日)3番目に登壇の予定です。多くの方の傍聴をお願いします。

>> 12月市議会 日程表 PDF68KB

>> 日本共産党議員質問予定項目 PDF114KB

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大橋川拡幅に野坂市長が同意表明

25日の米子市議会全員協議会で、

野坂康夫米子市長は、大橋川拡幅事業の実施に、

「なんの異存もない旨回答すべきだと判断した」と述べました。

これはこれまでの「大海崎、森山の2堤防の開削は、水質・治水の両面で不可欠。

開削なしに大橋川の拡幅には同意出来ない」、としてきた

米子市の姿勢を投げ捨てるものです。

 

d42f020d51b3bcf87ea5324468e902d32堤防がそのまま残って、本庄水域には水が入って行かない状態の中海に、

大橋川からの流れがどっと押し寄せた時、

直撃を受けるのは、渡、そして弓浜半島です。

 

いまでも堤防建設後、地下水位の上昇と水はけの悪さから、

弓浜半島の農産物の根腐れなどの被害の続く米子にとって、

これは黙って同意する訳にはいかないことです。

そして、大橋川拡幅工事が松江の水害を防ぐために必要か、ということにも、

当の松江市民の間に根強い反対意見があります。

「水害対策なら拡幅や護岸ではなく内水対策を」

「尾原・志津見ふたつのダムと神戸川放水路だけで治水は大丈夫」

「大橋川上流の大橋、新大橋付近の歴史的景観を壊すな」

「何千億円も掛けるムダな公共事業はもういらない」

「拡幅すれば、宍道湖固有の生物が失われる。」などなど。

今、旧政権がレールを敷いた大型公共事業の道を突っ走るのは止めて、

ほんとうに必要な事業か、斐伊川水系の未来がどうなるのか、

考えることこそ必要です。

市民に納得の出来る説明もせずに、「躊躇すべきではない」などと拙速に決断し、

同意などという暴挙にでれば、

米子市民は汚染のすすむ中海とともに、野坂康夫という市長の名を、

永遠に忘れないでしょう。

 

今日境港のある漁業者は、

「稚魚の育つところがなくなって、境の漁業にも大きな打撃だ。堤防開削して生態系を取り戻すことが、この地域に住む私たちの子孫にもどうしても必要だ」

こう語られたそうです。

 

実は風邪を引いて(新型インフルではありません)、3日ほど寝た私ですが、

寝てる頭の上で、「大橋川」が周りつづけました。

快復したので、12月議会頑張ります。

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