日本共産党の市田忠義書記局長は24日、参院環境委員会で質問にたち、鳩山政権が打ち出した2020年までの温室効果ガス25% 削減を達成するには、産業界いいなり・米国協調という旧自公政権がとった温暖化政策からの一大転換が不可欠だとし、政府の姿勢を 正面からただしました。
「自治体キャラバン」米子市と懇談
「軍事費削って、くらしと福祉、教育の充実を」鳥取県西部実行委員の
「自治体キャラバン」が、県西部の自治体との懇談を重ねていますが、
18日、米子市との懇談が行われました。
新婦人、民商、医療生協、年金者組合などから、20数名が参加。
座る席も急遽増やすほど。
「国保料を引き下げて下さい。」
「国保料の減免を積極的に適用して下さい。」
「高い窓口負担で受診抑制が広がっている実態調査をしてください。」
「後期高齢者医療制度を廃止するよう、国に意見を上げて下さい。
「生活保護基準の引き上げを行ってください。」
「住宅リフォーム助成制度など中小企業者の支援策に取り組んで下さい。」
「鳥取県の4市がリードして全国市長会が、最低保障年金制度の創設を国に求めたことは快挙、今度は25年もの長きにわたって掛けなくても、年金貰えるようにしてと言ってください。
などなど、時に困ってる市民の実例をあげつつ、切々と訴えましたが、
市側(この日は議会があり、部長級は欠席、各担当課長など)の回答は、
現在考えておりません。
国に要望する考えはありません。の連発。
とうとう、「あなた方は地域住民のために働く地方公務員ではないのか、国の施策をいわれるままに執行するだけの仕事なのか。」
「あまりに市民の実態を知ろうとしない。冷たい。」という声が相次ぎました。
「他の町村にも懇談にいったが、こんな聞く耳を持たない態度ではなかった。」とも。
運動を強め、こんな米子市政は変えなきゃ、浮かばれんなあと言いつつ解散しました。
「児童手当差押事件」について・・・続き
この差し押さえられた児童手当13万円は、高校生のお子さんの教材費の滞納分、
小学生のお子さんの給食費の滞納分を払うと、それぞれの学校と約束していた、
大変大事な、待たれていたお金でした。
振り込まれたその日、一刻も早く学校へ届けたいと、Tさんが引き出しにいったところ、
それはもう差し押さられていたのです。
高校生さんは、教材費滞納分を支払うため、学校の勧めで、学校の許可を得て、
アルバイトをし、バイト料を学校に払っていたのです。
バイト料の振り込まれる預金通帳・印鑑・キャッシュカードを学校側に預けろといわれ、
「私を信用してくれないのか」と泣いて抵抗したので、子どもさんが所持していましたが、
差し押さえられたあとは学校側が取り上げたそうです。
小学生の給食費の方では、学校が、給食費を払わないなら子どもに給食を食べさせない、とまで言ったそうです。
学校のこんな対応を聞き、涙がでそうになりました。
Tさん夫妻、親として、何度泣かれたことでしょうか。
この学校側の対応の背景に、教育行政の貧しさを感じます。
★★この裁判を闘うと決意されたTさんを支援する会がつくられます。
問い合わせは、
鳥取県民主商工会連合会(Tel.0857-24-5191)まで
北栄町の帰り、赤碕・菊港へよりました。
荒々しい日本海が迫ってきました。
菊港を呑まんと冬浪立ち上がる よし枝
「児童手当差押事件」訴訟・学習会
15日、日曜でしたが、「児童手当差押事件」の学習会があるというので、
朝8時過ぎに米子を出て、北栄町まで行きました。
児童手当そのものは差し押さえることが禁じられています。
鳥取県東部で、Tさんの銀行に振り込まれた児童手当が(その時通帳には残金73円)、
振り込まれた9分後に東部総合事務所により自動税などの滞納を理由に差し押さえられたこの事件は、
日本共産党の議員により県議会でも取り上げられ、国会でも2度にわたり取り上げられ、
「支給されたものが実際に使用できなくなるような状況にすることも、禁止されていると解釈されているのが正しい」(与謝野馨財務省・09年6月)、
「(鳥取県が問題を)理解できるような指導をしてまいりたい」(佐藤勉財務省・09年6月)、などの回答を得ています。
しかし鳥取県は、98年の最高裁判決を盾にとって、「振り込まれた後のお金は、お金に色がついていない、識別ができない」と、
Tさんは、いよいよ裁判で争うことを決意し、
弁護士高橋敬幸さんの15日の学習会となったものです。
★続きは今夜の書き込みに・・・本日「中海問題等調査特別委員会」があり、これから出掛けます。
非正規切り企業指導を 仁比議員が質問 参院予算委(09.11.10)
新俳句人連盟鳥取支部1周年
新俳句人連盟鳥取支部は創立1周年の総会を開きました。
この間に会員もふたり増え、念願の二桁にあと片足、です。
総会に続く句会で、大いに盛り上がりました。
日頃県内に散在で、各自忙しくもあり、月1回のFAX句会を続けてきましたが、
出会って俳句を語れるのは本当に嬉しい。
今年は年3会の句会を目指すことになりました。
句会で最高得点句(4点つまり参加7名中4名が選んだ句)が三つ(順不同)
いくさ語りの熱燗父の泣き黒子 をさむ
捨てる句の影を追いつつ月明かり 賢太郎
奥日野は時雨れて鴛の又眠る 忠剛
★私の出句と成績
雲の上富士の上飛ぶ小春旅 (1)
冬暑し首都雑踏に呑まれいく (2)
町並みを守る小江戸は宵時雨 (2)
時雨るるや通勤電車の曇り窓 (1)
街の男(ひと)こなれしフラノのジャケツ着て (1)
埼玉県の川越、深谷市に視察
埼玉県の川越市、深谷市に建設環境委員会で視察に行きました。
初日の川越市は人口33 万。東京池袋から
特急電車で30分の街。
川越市では、下水道の企業会計とゴミ減量化の施策についての話しをききました。
企業会計になっても、何分大きな施設整備して初期投資の大きな下水道の場合、
大きな借金を背負い、赤字の軽減につながるという訳ではないが、
問題がはっきり見えるということでしょうか、と。
一般会計からの繰り入れが難しく、来年度から36%の料金引き上げになりますと。
う~ん、市民にとっては、この不況のもと大変な負担になるな。
ゴミの減量化にはゆっくりですが、効果が出ているようです。
その他プラスチックの分別収集、布類の拠点回収、生ゴミ処理機補助事業、
公共施設の生ゴミ堆肥化事業、草木類のチップ化事業、
フリーマーケットの開催、リサイクル家具の販売、
エコストア・エコオフィス認定制度など、こまかな努力。
むろん各家庭のゴミ収集は無料です。
川越は小江戸と呼ばれ、江戸時代の町並みを町ぐるみで残す(市の助成も厚い)町。
ゴミ問題でも、小江戸なんでしょうか。
江戸は今の3R=リデュ-ス、リユース、りサイクルを、とっくの昔にやってたと聞きます。
二日目深谷市は人口14万5千人と、米子に似た町。
深谷ネギが特産、白鳥渡来なんて、似てるでしょ。
しかし利根川・荒川に挟まれ、その間に水路を張り巡らした肥沃な土地、
年間の日照時間の多い気象条件などから農業生産全国2位の市です。
野菜、畜産、花きの合計の産出額は、平成17年度の数字で340億円です。
深谷では、20年度制定の環境基本計画(日照時間の長さで太陽光発電)について聞き、
都市計画道路の変更(埼玉県のガイドラインによる)の実際について聞きました。
●ちらした写真は小江戸川越のもの。市の議会事務局の方の丁寧な案内あり。
歴史、町並み保存の取り組み、白漆喰のうえに黒漆喰を重ねるのが権勢の現れ、
地中に埋めた電柱、「時の鐘」の高さ以上の高層建物は造らせないこと、
昭和初期に近代化したものを再び改築する時には、
下に隠した江戸の造りを現し補修すること、
などなど。(注)あちこちのカラーコーンは、試験的に車両の一報通行を試みているため。
●これは東京駅を模して平成12年に造られたJR深谷駅の駅舎をバックにホームに立つ私です。
俳句・秋から冬へ
後援会の秋のレクリエーション
私の地元、美保後援会のみなさんと、秋のリクリエーションへ繰り出しました。
先ず最初に、米子民商と医療生協米子診療所のまつり(バザー)に出掛けました。
ぜんざい100円を食べつつ、あっちのテント、こっちのテントを見回し、
弁当の炊き込みご飯やサンドイッチを買い込み、
衣料のバザーで、冬服や帽子を、バザーならではの破格値で買い込み、
元気よく、千屋温泉へと出発しました。
溝口でお茶と蜜柑を仕入れて、岡山県へ越えた大佐町「源流の里」へ。
この岡山県大佐町の大佐ダムの上流、「源流の里」はいいところでした。
全山紅葉の山に囲まれながら、みんなで食べたお弁当の美味しかったこと。
そして千屋温泉の少しぬめり感のあるお湯で、肌すべすべとなって、
米子へと山を下りていきました。